「がむしゃら」から「柔軟」な生き方へ
少し前から、娘さんが週に2回デイケア(保育園のこと)に通い始めた。
ある日、娘さんをデイケアまで車で送っているときに
Apple musicから、GLIM SPANKYの『リアル鬼ごっこ』が流れた。
この曲には思い入れがあって、
昔、生き急いでいた時によく聞いていた。
留学する前、私はとにかく忙しくしていた。
留学の準備もあるのに、仕事を抱えすぎて「今度こそ間に合わないかも、終わらないかも」とストレスいっぱいになることもあった。
彼氏もできては別れ、「このまま一生独り身なのかも」と不安に思うこともあった。
そんなとき、自分を奮い立たせたい時によく聞いていたのが、この曲。
声もいいが、歌詞もいい!
特に
っていう所が好き。
進むしかなかったあの頃
(もう30歳はとうに超えてたし、青い春とか乙女とか言っている場合じゃないのは置いといてください笑)
車の中で、瞬時にその時の気持ちを思い出した。
と同時に
自分はすっかり変わってしまったな、と思った。
私はその当時シングルだったし、新宿に住んで、仕事に追われていた。
でもアメリカに来て、結婚して、出産して、仕事はちょっとだけして、家のことと子育てに忙しい日々。
色々思うことはあるが、
「あの時、がむしゃらに頑張っておいてよかった」
っなんでか思う。
今の生活に直接何か役に立っているわけではないが、
頑張っていたことは自分の自信・満足につながる。
その後、アメリカに残ることになったので
自分のキャリアに悩んだり
初めての子育てが異国で、しかもコロナ渦の中ですることになって、
全然自分の時間がなくて、苦しんだりした。
でも今は何故か
「まぁいっかー、今できることを無理のない範囲で頑張ればいっかー」
と思えており、
全てがなんだか懐かしく思えたのだ。
私の主催するコミュニティで、ある女子医学生の子としゃべっていると
「先生の生き方は、なんだかしなやかでカッコイイですね」
と言ってもらえた。
びっくりした。
その子はキャリア志向の強い子だったので、尚更びっくりした。
大学病院で働き、発表もたくさんしていた自分
Stanford大学に留学した自分
はたから見れば、バリキャリに見えた自分
たとえ、そうではなくなっても、褒めてもらえることはあるのだ。
今置かれた状況を受け入れ
それなりにやっていくことに納得し
新しいことをやってみたり、それなりに幸せに過ごしているからこそ
そう言ってもらえたのだと思う。
【乙女達に伝えたいこと】
子供をもちたい場合、将来ペースをおとすことになる時は絶対にきます。
その時に納得できるように
あの時がんばっといてよかった、と思えるように
今がむしゃらに頑張るのもいいでしょう。
そして子供に恵まれたら
子供がいない時と比べずに
その状況で柔軟にそれなりに頑張るのが、いいんじゃないかなーって
おばちゃんは思います!
最後まで読んでいただきありがとうございます❤︎
これからもどうぞよろしくお願いします!
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