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整形から読み解く不可解な行動原理
整形手術とは、自身のコンプレックスやトラウマの克服のために、自信を取り戻す行為のことである。それは前向きな変化や自己肯定に繋がり、ひいては本人の利益に繋がる。
しかし、お隣りの国では、就職や社会的立場を良くしようという目的で、整形を利用する。これは、社会全体の美的基準や見た目への関心を重視する傾向から、社会という土俵に立つための一種の身支度として、9割の女性が利用する。
つまり、彼の国では、社会全体が他者からの承認を得る目的として整形手術行っていると言えるのではないだろうか。
憶測の域は出ないが、外見重視ということは、目に見えない内面的な心は軽視されてる可能性が高い。いくら外見が美しくても、内に宿る心が美しくなければ意味がないと小生は考える。
誤解がないように一つだけ断っておくが、見た目も大変重要である。
逆に日本人は微に入り細にわたって相手の心を読もうとする。これが相手への配慮や思いやりにつながって被災地などではお互いが協力して復興したり、助け合って生きていく。
それだけじゃない。おもてなしの精神も相手に対する細やかな配慮、純粋に喜んでもらおうという無私の精神からくるものと思われる。相手の喜びが自分の喜びになるこの崇高な精神、彼の国には理解できまい。
いや、日常のクルマの譲り合いでも外国人はびっくりするらしい。横道から幹線道路に入る時の、一台譲って一台通過の阿吽の呼吸は、相手の心を読む日本人の特殊能力の一つではないだろうか。
彼の国のように、外見や見た目にこだわって他者からの承認や評価を重視する考えが強まると、相手に対する配慮という概念が希薄になる。
周囲への欲求が強まった挙句、自己主張的な行動になり、摩擦が生まれる。そうした傾向が国全体に広まれば、当然、日本との関係にも悪影響があって当然ではないだろうか。