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Xデザイン学校2023 ベーシックコース#8「ペーパープロトタイピング」

はじめに

このnoteは、Xデザイン学校2023 ベーシックコースを受講し、その中で得た自分の学びや気づきをリフレクションすることを目的としている。

今回は
2023.12.09(Sat) 第8回「ペーパープロトタイピング」

ウォーターフォール開発とアジャイル開発

本日の講義はこの開発手法の違いから。
ウォーターフォール開発は最初にすべて仕様を決めてから進めるので、途中で躓いたら最初からやり直し。一方、アジャイル開発やUXリサーチは、細かく開発→検証→修正を繰り返していくので、途中で躓いた時も最初からではなく少し前に戻ってやり直すことができる。

今回の課題実践はまさにこれを体感することができた。アイデアを進める中で何度も躓いて先生に怒られてやり直したけれど、最初のリサーチから色々と積み上げていく過程で、だんだんゼロからの巻き戻しではなく、1つ前のステップからやり直しになっていった。
そして、失敗して躓いた時に「何が悪かったんだろう?何の修正が必要なんだろう?」と振り返ることができたのもよい経験になった。

ここまできて痛感するのは、やはり最初のリサーチがめちゃくちゃ重要ということ。先生が口酸っぱくずーっとおっしゃっていたのが身に染みる。

ストーリーボードとワイヤーフレーム

今日もワークが中心。まずはアクティビティシナリオをもとにストーリーボードを作成した。ストーリーボードもナラティブが求められる。いかにも「あるある~」と思えること、そして完璧なストーリーではなく雑味を加えることも重要とのことだ。

前回の講義で、私たちのチームはシナリオが作業手順化してしまっていると指摘を受けたため、もう少しリアリティのあるものに書き直してみた。サービスありきでシナリオを始めない、そのサービスが普及している世の中を前提としない、といった点を意識しつつ、自分がペルソナになったつもりで、この場面だとどんな気持ちになるかな?こんな行動はしないよな、などと考えながら何度も修正を加えたので、それをチームのみんなに共感してもらえたのはとても嬉しかった。

ストーリーボードやワイヤーフレームを作成する時、ユーザーにシステムを合わせるのではなく、自分たちに都合が良いよう、システムにユーザーを合わせようとしてしまう。自分がそんな風に扱われたらイヤだな。すべてはそこにつきるのかもしれない。

ここ数回の構造化シナリオ作成で学んだこと、特に”ナラティブ”のあたりが他人に説明できるほどまだ自分の中で落とし込めていないけれど、なんとなく感覚ではわかったような気がする。体験を経験に昇華したい。

おわりに

先日視聴していた入山教授のウェビナーで、誰かに依頼したり提案する時は「my story → our story → your story」で語るのが重要だ、という話をされていた。それは今回の提案でも同じ話なのだろうか。
「私たちの創りたい未来はこれです → こんな社会問題が解決されてみんなが幸せになります → そのビジネスをやることであなたたちにもこんなメリットがあります」という相手の視点にも立ったストーリー性が大事なんだろうと解釈した。

最後のプレゼン回を含めるとXデザイン学校の授業も残り2回。名残惜しいなぁ。悔いのないよう最後まで走り切ろう!

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