Xデザイン学校2023 ベーシックコース#5「ペルソナ/シナリオ法」
はじめに
このnoteは、Xデザイン学校2023 ベーシックコースを受講し、その中で得た自分の学びや気づきをリフレクションすることを目的としている。
今回は
2023.09.16(Sat) 第5回「ペルソナ/シナリオ法」
チームビルディング
最初にチームビルディングやチームでワークを進める際の問題点などの話をお聞きした。自分の頭の中をアウトプットして可視化すること=外化することがとても重要とのこと。自分の頭の中が散らかりがちなので普段の生活の中でも意識していきたい。
また、チームビルディングからのチームビジョンの重要性も感じた。私たちのチームはチームワークが始まった2回目くらいまでチームビルディングに時間を割き、チームビジョンを策定していた。ここで策定したビジョンは今でも定期的に振り返っていて、Xデザイン学校へ学びにきた理由などを再認識することができている。チームビルディングってやっぱり大切。
アイデア発表
前回からの1か月間、チームで考えたアイデアを簡単に発表し、他チームからのアドバイスと浅野先生からの講評をいただいた。想像はしていたけれど、やはり猛烈なダメ出し。おっしゃることにはぐうの音も出ない。
前回講評いただいたアイデアは、サービス利用者を自分事化しにくい人で考えてしまい、今回は、自分事化しやすいが自分の身の回りすぎて小さい課題感になってしまった。
「難しい」という言葉を簡単に使ってはいけないのだけれど、一度だけ言わせてください。いやー難しいっす…
ここ1か月間は、本業1割・クライアント企業9割くらいの割合で毎日クライアント企業のことを考えていた。おかげさまで自分のスマホにレコメンドされるニュースはクルマに関することばかりが並ぶようになった。
アイデアを酷評されると凹む。ただ、ポジティブに捉えるなら、前回はアイデアを酷評されて3歩進んで5歩戻る状態になっていたけれど、不思議と今回の戻りは2歩くらいな感覚だ。これは失敗を通して学びを得ているということだろうか。そう思いたい。
上位下位関係分析法
検討したビジネスモデルの想定ユーザーへインタビューし、作成した行動シナリオをもとに上位下位関係分析を行った。これはとてもおもしろい。見えている具体ではなく、その奥にある行為目的や価値を見出していき、最終的にユーザーの本質的欲求価値を見つけていく。実は昨年度、本業の中でこれの真似事をやってみたことがあった。UXデザインの教科書を片手に、こんな感じかなーと見様見真似でやっていたが、全然ラダーアップできなかった。そりゃそうだ。分析もインタビューもビジネスモデルも全部よくなかったのだから。すべてはビジネスエスノグラフィから。最初が肝心。
おわりに
大人になると面と向かって叱ってもらう機会はほとんどなくなってしまう。浅野先生の歯に衣着せぬお叱りの言葉はとても貴重だ。
今日の雑談会で、Xデザイン学校で学んで自社に戻ると周囲が程度低く見えてしまう人がいるらしいというお話をされていた。これまさに私です。
まだまだ学び途中だけど、Xデザイン学校で正しく新規事業立案について学んでいると、ビジネスエスノグラフィもなくシーズばかり持ち出す自社の話に引いてしまう。日に日に自社の考えや進む方向と自分の考えが合わなくなっている。
Xデザイン学校は私の生存戦略になりますように。残り半年頑張ろう。