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Xデザイン学校2023 ベーシックコース#4「ユーザーリサーチ」

はじめに

このnoteは、Xデザイン学校2023 ベーシックコースを受講し、その中で得た自分の学びや気づきをリフレクションすることを目的としている。

今回は
2023.08.19(Sat) 第4回「ユーザーリサーチ」

経験談から得られるもの

ここ一か月ビジネスリサーチを進めてきて、少しずつチームとしてのディスカッションも進んでいる気がしていた。そんな中、浅野先生が卒業生のnoteに大概の答えは書いてあるからみてみなさいとのアドバイスがあった。先生が薦めてくださったはらださんのnoteをはじめとして、色んな方のnoteを読んでみたところ、先生も講義の中でおっしゃっていたが、ビジネスリサーチをちゃんとやらないと絶対にこける!という経験談ばかりだった。

卒業生のみなさまのnoteに書いてある言葉が胸に刺さりすぎて、自分の頭の中やチームでまとめている情報を振り返ってみた。すると、あれ?私クライアント企業のありたい姿とか戦略とか全然わかってないかも…ということに気が付いてしまった。そして言い表せない焦燥感に駆られた。これが今日の講義の前々日。

頭が真っ白になりかけて、チームのみなさんにnoteを読んで感じた思いや疑問を正直に吐き出させてもらった。ありがたいことにちゃんと受け止めてくれて、壁打ちしつつ一緒に整理をしてもらえた。積極的にワークを引っ張ってくれる方、スライドデザインをお願いしたらソッコーで仕上げてくださった方、みんなそれぞれの活躍がある。チームで進めるっていいなぁ。

それと同時に、卒業生のみなさんのnoteから得られた収穫量の多さにも感謝しかなかった。それと比べると私のnoteの薄っぺらさよ…せめてここからは来年度以降の方や未来の自分が振り返って何か得られるような内容にしていきたい。

ビジネスアイデア検討

前回からの宿題を踏まえて、クライアント企業に提案するビジネスアイデアのディスカッションを行った。私たちDチームは週1で集まりながらディスカッションを続けており、ちょうど昨日もミーティングをしたところだったので気持ちが高まったまま今日のワークに取り組むことができた。

チューターの奥山さんもおっしゃっていたがここが1つの山場だそうだ。まさにその通りだと思った。ビジネスリサーチを進めていても、トライアンギュレーションの真ん中にあるであろう答えが見つからない。スケールして稼げるビジネスアイデアが思いつかない。本当にこのビジネスはクライアント企業がやる必要があるのか?考え続けても結局納得いく答えにはたどり着けなかった。

ユーザーインタビュー

Xデザイン学校で私が学びたかったことの1つ。ユーザーインタビュー。
体系立てて学んだことがなかったので、実務でやってみてもぼんやりとしたオープンクエスチョンにぼんやりとした回答が返ってくる。そもそも回顧的なインタビューしかやっていなかったことがわかったので、そりゃそうだよなと納得した。

私はど素人なので、いつかたっぷり時間をかけてエスノグラフィックインタビューをやってみたい。余談になるが、所属部門の本部長兼執行役員は現場からの叩き上げで出世した方で、若い時には1人で倉庫やラボがある部門に乗り込み、そこで従事している社員を長期間観察し続けて業務改善を提案していたらしい。これってエスノグラフィをやってたんだなと後になって驚いた。

次回までの宿題はユーザーインタビューを各自実施して行動シナリオを作成してくること。誰にインタビューできるかな。ちょっと楽しみだ。

おわりに

今日は本講義終わりに浅野先生にビジネスアイデアを講評していただいた。予想通り開始5秒で滅多切り!!コテンパンに滅多切りされたかったので、待ってましたー!!と言わんばかりの変なアドレナリンが出たw

浅野先生があれだけおっしゃっていても、社会課題解決に寄りすぎたニッチなアイデアを考えてしまった。講義で聞いている時はわかったように感じるのに、自分事になると客観視できていないということなのか。

先生がおっしゃっていた「今回のクライアント企業のような相手にコンサルできる機会なんてない。そんな機会を無駄にしちゃいけない。」「勉強にズルを持ち込むな」という言葉が胸に刺さった。
自分が考えたアイデアはクライアント企業の事業とかけ離れていることがわかっているにも関わらず、このデータを取ることで苦しいけどなんとか紐づけられるかな~などと甘い考えをしていた。せっかくの勉強の機会なんだからその場しのぎみたいな考えじゃだめだ。

先生のお話をお聞きする中で、トライアンギュレーションの真ん中にある答えが見えていない理由、それはリサーチが足りていないということももちろん事実だが、ぼんやり見えてきたものを概念化したりあらゆる角度から見方を変えるということができていないのが大きな原因ではないかと思った。

もう一度リサーチ結果や考えてきたことを整理してみよう。そして理想のありたい姿を考え直してみよう。

ここまで書いて、あれ?自分も結局卒業生のみなさんと同じことを言っている?と思った。浅野先生には「だから最初からずっと同じこと言ってたでしょ」と鼻で笑われそうだ。

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