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足るを知るということ

こんばんは、今日は「足るを知る」という言葉についてシェアしようと思います。

※「足るを知る」とは、古代中国の思想家、老子の言葉です。 「足るを知る者は富む」、つまり「何事に対しても、“満足する”という意識を持つことで、精神的に豊かになり、幸せな気持ちで生きていける」ということを表しています

最近やっとこの言葉が身体に沁みてきたなと思いますが、以前の私は無理でした。
休日は百貨店に行きブランド物のコスメを値段も見ずに買ったり、洋服もショッピングバッグ両手いっぱいになるほど買ったりとそんな生活をしていました。

何かモノを購入する時、私たちの脳内ではドーパミンという快楽物質が分泌されるようです。
これは一瞬快楽を得られるんですが、時間の経過とともに何も感じなくなります。
良い方向に活用できれば素晴らしい物質ですが、その反面依存性をもたらとも言えます。

お買い物中毒の他にも、友達がいいレストラン行ってたら私も!となっていたし、旅行行ってる写真見たら私もどこか行かなきゃと常に他人軸で生きていました。

そして以前の私はわがままを言ったらいけない、他人優先じゃないとダメだと勝手に思い込んでいました。

しかし「足るを知る」という言葉を知り、禅語やミニマリズムにハマり軸がどんどん自分中心に戻ってきて、「まずは自分から満たしていく、そして周りの人から与えていく」という考え方に変わりました。

誰かのために何かしたいという気持ちは素晴らしいことだと昔の自分を褒めたいですが、自分が枯渇した状態で何かしたとしても結局見返りを求めてしまうだけなので負のループです。

仕事についても考え方が変わってきました。
私は以前メルボルンで1日14〜16時間働いてたことがあります。
頂く給料は当然上がりますが、心が全く安定しない事に気づきました。

今は週に4日、めちゃくちゃイージーな仕事しかしてないですがかなり安定しているように思います。
結局お金を追い求めて働いてた時は全くお金貯まらなかったのに、今は自然と心が満たされていくからお金使って何かしようとならなくなりました。
例えば、服やコスメ買おうとか、お酒飲み行こうとか。

その代わり、今日天気良くて最高!とか、夕日綺麗!で心が満たされていっています。
自分が機嫌がいいと、嫌な人に出会う確率が減るし、嫌な人いても跳ね返せるパワーを持てます。

幸せとはたくさんモノを持ってる事じゃないし、お金持ちじゃないとなれないものでもない。

人生、小さな幸せを見つけれる力を持ってる人が幸福度高いのではと信じています。
もっともっと欲しいと思うその根底には何があるのか、しんどいけど考えてみると新しい自分に出会えるかもしれませんね☺️

今日も読んでくださりありがとうございます。
おやすみなさい。






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