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【禅語#10】「1つずつ」が仕事の原則|竹有上下節


本日の禅語は、竹有上下節たけにじょうげのふしありです。


この言葉は1つ1つ順番に行っていくことが仕事を進める上で大切という意味です。


竹と仕事、どういう関係性?と疑問に思われたかもしれませんが意味を知ると納得できるかもしれません。


今回の記事が、

多重タスクにより思考がまとまらない方、
優先順位を決めるのが難しい方、
仕事に行き詰まっている方の参考になれば嬉しいです。



竹有上下節とは?



竹には上下の節があります。この節があるからこそ、真っ直ぐ長く伸びることができます。


仕事も竹と同じように、一つ一つを完結して行わなければなりません


複数の仕事を並行して行うには限界があります。一つ一つを順番に行ったほうが仕事がうまく進むということです。


目の前にいくつも仕事が溜まっている。


1つの仕事をやり始めたら、また新しい仕事を指示される。


どの仕事も中途半端になる。


こういう人は得てして、自分には能力がないのだと思われるかもしれません。


しかし、それは能力のせいでは無く時間の使い方がうまく行っていない可能性があります。


また、こういう人に限って綿密なタイムテーブルを作ります。これは、仕事に限らず家事でも同じこと。


スケジュールを綿密に考えるということは、不安の裏返しでもあります。


終わらなかったらどうしようという不安、予定が狂うという焦り


ところが実際には予定通りに進むことはありません


そこに縛られていると、仕事に集中できなくなります。


少し気持ちに余裕を持って、ざっくりとした時間の中で仕事を進めることです。


第一、焦っていたからといって仕事が早く片付くことなどはありません。


そんなときは、上手に気分転換することもおすすめします。


自分の中で仕事が一段落したときや、行き詰まった時には5分ほど気分転換すること。


窓を開けて外を見るもよし、外に出て深呼吸するのもいいでしょう。


そんなちょっとした気分転換が、竹の節の役割を果たしてくれるでしょう。


禅語とわたし


私は最近、1つ1つを集中して作業した方が効率がいいのでは?と改めて思うようになりました。


食事をとる時、朝ストレッチする時、読書する時、YouTubeを見る時、noteを書く時、それぞれに集中するといった感じです。


noteを書きながら、YouTubeを見始めるとどちらにも集中できずダラダラとした時間を過ごしているように思うようになりました。(そんな時間も好きなのですが♩)


パソコンのブラウザがたくさん開いていると動きが遅くなるように、私たちの意識もいろんなところに意識が向いていたら効率が悪くなるのかなと思います。


中途半端にあれこれ手をだすのではなく、1つ1つを丁寧に物事を進められるように意識したいものです。


さいごに


最近、今後のプランについて考えることが多かったのですがやはり不安はつきものだなと感じています。


そして、やっぱりネガティブな思考はあっという間に脳内を支配してしまうなと。


例えば、1つ不安要素があったらそれに関連して次々と新しい不安要素が現れる感じ。


そんな状態では夜もゆっくり休めるはず無く、朝起きた時の体調の変化を著しく感じます(とても体が重い)


考え事が多いと気を消耗するって本当だなと体感しています。


もっとシンプルに生きてもいいんだろうけど、なかなか難しいものです。


では、今日も読んでくださりありがとうございました。おやすみなさい。

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