【三重県古本市】ホンツヅキ三重2024レポ【6/14〜6/16開催】
今年も行って参りました、ホンツヅキ三重。
こちらは、三重県まちの古本屋さん協会(通称:まちふる協)主催の三重県最大のブックイベントです(まちふるZINEより抜粋)。今回で三回目となる三日間の古本市で、土日にはチャリティーオークションや襖解体ショー(今回は屏風編)等もあるとか。
まぁ、私は今日しか参加出来ないのですが!
たまたま聞いたラジオで開催を知った第一回から足を運んではいるものの、毎回平日の初日しか行けないの、悲しい。
いっそ一週間くらい開催して……それか、年一と言わずに季節の変わり目毎にお願いします……
そう、三重県には古本屋さんが少ない。
というか、本屋さん自体が衰退の危機。この辺の悲哀はまた別の機会に語るとして、昔ながらのアナログ派読書好きには辛い状況な訳でして。地元好きだけど、神保町や天神橋筋住みの人羨ましい。
そんな供給不足の折、ここはでっかい宝島。
各店主の「ぼくが かんがえた さいきょうの ほんだな」が並ぶのですよ? 面白くない訳がない。
食や歴史などテーマ事にセレクトされた一角、ナディアやらんま1/2が表紙のアニメディア、手塚治虫全集、昔の借用書(?)。乱歩や賢治の豆本に消しゴムハンコ。雑誌の付録っぽいニャロメが表紙のミニ冊子。
もしかして初版?というオーラを放つ古書や手書きの和綴じ本などもさらっと並べられていて、懐の深さというか、守備範囲の広さが半端なかったです。
個人的には「〇〇年、△△より寄贈」とか、以前の持ち主の痕跡が残っている品も好き。古書ならではのミステリーが香ってきそう。BOOK OFFには置けないやつ。
三重県在住の本好きさんには是非体験して頂きたいイベントです。
本当……さほど広くない会場なのに、店員さんがスペース空く度に次々とお宝出して下さるから、何周でもしちゃってとんだ時間泥棒。無限ループって怖くね?