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地域猫活動 その79

 いつも記事をお読みいただき、ありがとうございます。ドタバタしているうちに、すぐ2月に入ってしまいました。油断できないのが、寒さですね。先日から私は、腰の調子を少し悪くしていましたが、どうやらこれには寒さが加担しているのは間違いないようですね。皆様も、どうか健康には十分にご注意ください。


地域猫にも医療を

 わが猫じい家の庭には、ここを居場所とする地域猫が2匹います。

白黒ハチワレのアシン(推定7歳♀)
黒トラのシマオ(推定5歳♂)

 アシンとシマオの2匹ですが、このうち、黒トラのシマオを動物病院に連れて行くことがありました。
 しばらくの間、子猫の預かりをしていたので、なかなか地域猫の面倒を見てあげることができませんでした。

 多くの場合、特定の飼い主がいない地域猫の場合は、TNRの際にノミ・ダニ駆除の薬品を施したり、どうぶつ基金の行政枠などを利用すると、ワクチンも施される場合があるかと思いますが、それ以外だと、ほとんどは、猫にとって、一生にたった一度の医療となるでしょう。
 また、何とかしてあげたいと思っても、触ったり抱いたりすることができない猫であれば、病気や怪我などを発見しても、治療する事ができません。
 しかし、まるで家猫のように人に慣れていて、いつも決まった場所に居着いている猫であれば、キャリーケースに入れて動物病院に連れて行ってあげたくなりますよね。

地域猫の世話は、いつしか分担に

 猫じいの居住する地域では、6年前から続けている地域猫活動が、少しずつ理解が深まり、TNR後の猫たちの世話を、事実上何軒かの家で分担しているような形になっています。これは、猫たちにも、それぞれ縄張りを主張したい場所があることにも関係していますが、町内の猫好きな人の家に、いつの間にか寄りつくようになったという場合もあり、また別の場所では、店舗経営者の方が、一番最初に懐いた地域猫を自費で手術してくださっていたなどということもあり、兄弟猫3匹を一緒に地域猫としてお世話いただいています。
 いずれにしても、避妊・去勢手術を終えた後の猫たちは、また捕獲した場所でリリースされるわけですが、中には、元々当地の出身じゃない猫もたまに出てくることがあります(俗に言う「よそ者」)。特に発情期になると、オスはエリアを越えて徘徊している場合があり、首輪をしていたり、迷い猫の情報が出ているようなことがなければ、当地の地域猫としてTNRの対象とします。ただ、よそ者の猫は、リリースしたら二度と現れなくなることは珍しくありません。
 しかし、不適切な餌やりは迷惑ですよね。一応、目に余る行為はなくなったものの、問題が完全に解決したわけではないので、我々地域住民は目を光らせています。

 本日も、最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。

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