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地域猫活動 その76
いつも記事をお読みいただき、ありがとうございます。しかし、寒いですねえ。そして、大雪に悩まされている地域があるようです。これが災害級の大雪だと言いますから、地震・台風・豪雨なども含めて、自然災害は本当に年中無休ですね。
気になるあの子たちは
昨年暮れに、子猫2匹を預かりボランティアとして受け入れた猫じいですが、本当に猫の個性というのは様々で、多種多様なタイプの子がいるということを、毎回勉強させていただいてます。
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それは、猫の立場になってみれば、いきなり知らない場所に連れてこられて、知らないじい様が目の前に現れたら、怖いですよね。
しかし、いずれにしても、この子たちは、やがて里親様の元に譲渡されることがはっきりしていますので、こちら猫じい家が人間で言うところの保育所の役割を担うわけです。
気長に育てる気持ちで
この2匹は、これまでに猫じいが扱ってきた子猫の中でも、ちょっと手間がかかるタイプかと思っていました。
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これが、暮れの12月29日に確認された様子でしたので、私もちょっと安心しました。なぜなら、この寝姿から考えられることは、この場所がこの2匹にとって、安心して過ごせる快適な場所だと認識していると見ていいかと思ったからです。
実は、この子たちが猫じい家に来る前に過ごしていた場所は、店舗経営者の方の自宅で、やはり預かりボランティアをしてくださっている方の家だったんです。それで、一日の流れとしては、朝食を与えて、家族がお店や勤めに出る際に、猫たちはすべて個別、あるいは兄弟で、それぞれケージの中に入れて、お店が閉店後にはケージから出して食事を与え、あとは夜間、そして翌朝まで一部屋を「猫部屋」として過ごさせていたということでした。
ところが、この恵まれた環境であるはずの場所が、このロンとジルバという兄弟には、ちょっと合わなかったらしいのです。それはどうやら、この兄弟以外の血縁関係のない子たちの存在が嫌だったようで、猫部屋で自由に遊ばせてもらっている時間には、結局勢いのいい子たちに負けてしまって、このロンとジルバの兄弟は、いつもどこか隅っこの方に隠れてしまっているような生活をしていたようなんです。
そのため、隠れてしまうので、人間が見つけ出して捕まえるということの繰り返しが、臆病に拍車をかけたような感じでした。だから譲渡会に連れて行っても、人間を怖がって、とても喜んで触れ合ってみたいと思ってもらえる状態ではなかったとのことでした。
それを心配した保護主さんが、私の知人でいつもお世話になっている猫ボランティアさんに相談し、猫じいに相談があったのです。
まずは、猫じい家は、この兄弟だけの空間であるという安心感を持ってもらうことが一番で、上の写真のように、第一段階は何とか通過したと思っています。人間に懐くのは、次なる課題ですね。
本日も、最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。