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地域猫活動 その54
いつも記事をお読みいただきまして、ありがとうございます。今日本列島は、ほとんどの地域で梅雨入りし、早くも警報級の大雨になっている地域もあるようです。皆様のお住まいの地域はいかがでしょうか。
外猫として生まれた子猫は
5月、6月と言えば、各地で外猫が出産した子猫たちがうろうろし始める季節でもあります。しかし、ご承知のように、生まれて2ヶ月未満の子猫たちは、自分から活発に動き出すことができるようになる反面、猫の一生の中で、最も危険な時期かも知れません。
カラスやトンビなどの外敵に襲われること、交通事故や水に落ちるなどの事故、病気に対する抵抗力が弱い子猫は、ちょっとの猫風邪や寄生虫などでも命の危険があること、さらに、あまり考えたくないことですが、心ない人間によって見つけられ、遺棄されること、これらは残念ながら、いつでも、どこでも、ありそうなことなんです。
そんなわけで、各地でTNRを実施すると、この季節は、ついでに子猫の保護も伴うことは、毎年必ずあると言ってもいいほどです。
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しかし、子猫を発見したからと言っても、それをすべて救出するなどというのは、事実上不可能です。TNRを実施する場合は当然のこと、おとなの手術対象の猫を優先に作業を進めますが、子猫を連れたメス猫を捕獲する際に、たくさんいた子猫が散って逃げてしまう場合があります。また、ほかの猫を捕獲している時に、母猫が子猫をくわえて逃げ、どこかに隠してしまう場合もあります。
保護できた子はできるだけ救いたい
さて、子猫を保護できたとしても、今度は、その子たちがちゃんと育つのかどうかが、心配なところです。今回、私猫じいが経験したように、途中まで元気そうでも、生まれつき問題を抱えていることは外観上判断できない場合もあるからです。
それで、今回お預かりした2匹のうち、オスのチャップ君は、ひとつ前に投稿した、地域猫活動その53でお知らせした通り残念でしたが、残ったメスのチャミーちゃんは元気で、すくすく成長しています。とにかく元気で、よく食べます。よく食べて、毎日健康なウンチをしているのであれば、とりあえず心配はないかと思います。
そして、この記事を投稿する直前に、チャミーちゃんの保護主さんから、里親様が決まったという嬉しい報告を受けました。
本日も、最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。