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日本の皆さんより一足先に選挙に行ってきました。

なんか世界の様子がおかしいと思い始めたのは数年前、、、疫病が始まる前です。本当はもっと前からおかしいと思っていましたが、何がおかしいのかさっぱりわからず、数年前からだんだんわかり始めてきました。

海外に住んでいると日本のおかしさに気づくという人もいますが、正直実際に過ごしていると、こちらイギリスでも「日本はダサい」と思っている人は多いこと。疫病の時だって「日本は日本は・・・」と言い続ける人は私の周りにも多く、お注射の話に疑問を持てば「陰謀論者」だという人は多いこと。日本の農家の種が・・・といえばおかしいと言われ、アメリカのウィンドーズの人の話をすれば陰謀論者だと言われる。私も、海外にいながら孤立してしまったのは明らかね。

でも私は自分の意見を曲げない。とことん、自分の信じるものを見つめていった。最初はね、なんか孤立していくので誰にも言わないようにして悶々と生活してたけど、確信持ち始めると黙ってられなくなるのね。

だからってむやみやたらに吠えるわけじゃないけど、自分の意見は言うようになった。

走行してると選挙が7月にある。これは行かなきゃ!と言うことで在外選挙証を取得して、海外から日本の向けて投票することに踏み切った!日本よ!日本のままであってくれ!!そんな思いを込めて。

選挙の仕方は領事館に行き投票する。(領事館が日本に向けて送ってくれる)
投票用紙を取り寄せ自分で日本に向けて自分で送る。
私たちは、領事館で投票する形を選んだ。

息子を連れてエジンバラまで車で行った。我が家からやく30分強。スコットランドは結構高スピードで走らなくてはいけないので、スピード狂でない私はやたら運転は疲れる。息子にナビってもらいながら選挙会場に着いた。

いつもいく領事館の下に選挙会場があった。もう、疫病あれこれも終わって予約制度も無くなり、当たり前が戻ってきた気がしてホッとした。イギリスに住んでいても日本人だが簡単には日本の選挙にはいけない。在外選挙証と言うのが必要なので、申請した。

半年かけてやっと手に入った在外選挙証。これを持っていざ会場の中へ!
会場に入り書類を書く作業のためテーブルに着いた。あ、日本製の文具たち!なんて懐かしい書き味!スコットランドにいるのに日本製の文具を触るとは。これはかなり嬉しかった。
それから、自分であることを証明する用紙にあれこれ記入し、確認が終わったあと、いよいよ選挙用紙と、その投票用紙を入れる封筒、さらに封筒、最後に自分の名前や在外選挙番号をかく封筒と3重封筒をもらう。それから、パスポート確認。息子の場合は日本のパスポートがないとIDにならない。これもちゃんと持っていたのでオッケー。

選挙会場に着く前に、何度もおさらいをした。「選挙区」と「選挙比例」があること、どこに何を書くかなど。選挙区の用紙に誰の名前を書くか、比例区に誰の名前、もしくは党を書くか。何回も練習しておかないと、行ったはいいが投票できないことになる。と言うことで、彼が投票したい人、党の練習を何度かしてもらうことにした。最悪の場合ひらがなで書くことにもしていた。「大丈夫大丈夫」とは言ったものの、意外とこれが人生初めての選挙だから大丈夫じゃない。ある意味、合格不合格はないが、投票できないとなると大きな失態になる気がした。

うちの息子はバイリンガルなのだが、読むのは意外と簡単だが書くとなるとこれは非常にハードルが高いことに気づいた。いやでも、、、日本で教育受けてるよね。とはいえ、普段使わないと退化してくのだなと・・・。

彼は漢字を諦めひらがなで書こうとしたが!しかし、そのひらがなさえも忘れてしまうというアクシデント!しかも自分の名前のカタカナの部分「ス」が「ヌ」になると何度も何度も消しゴムを使うと言う・・・。日本だったら、目の前に立候補者の名前がずらずらと書いてある。スコットランドでは日本全国の参加者の名前がファイルされていて、探すのが難しい・・・。「ねえ、母さん、字がわからない!」と叫ぶものの。「私語は謹んでください」とのことで却下。しかしながら、なんとか思い出して書いたらしいので、ホッと胸を撫で下ろす。なかんかいい経験だった気がする。

私も初めての在外選挙。当たり前だが7月10日に間に合わなくてはいけないので、締め切りは7月10日より5日ぐらい前の締め切りとなる。

無事に選挙が済んだ。無事に日本に着きますように。ちゃんと私たちの一票が届きますように!7月10日の開票がこんなに楽しみだと思ったことは過去一度もないな・・・。

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