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カルダシェフスケールと我々

この世にはカルダシェフスケールというものがある。曰くそれは宇宙文明の発展度を表すものだという。それにはレベルが7まである。
だが、カルダシェフスケールでは人類の文明レベルは0.8である。
人類が誕生してから700万年経っている。
700÷8すると87万五千年
単純計算ではあるが人類が0.2分文明が進むのに87万年かかる
だが、人類の発展スピードは日に日に増しているためこの考え方は少し単純すぎるかもしれない。だがそうだとしても人類は今に発展するまでに多くの時間をかけてきた。だがそれは決して悪いことではない。もとより文明の発展には途方もない時間を要する。まさに気の遠くなるような時間を。 
それにSF映画などでは発展の途中で滅亡する作品などいくつも存在する。創作物と比べるのもどうかと思うがそれらの世界と比べれば我々は今なお生き残り発展を続けている。これは素晴らしく偉大なことであり栄誉あることである。これこそ我々の能力の高さの証明である。
文明レベルが0.8だからといって何だというのだ。こんなことで落ち込んでうずくまる必要はない。我々はまだまだ歩いていける。進化していける。それにまだ文明レベルは0.8だ。たったの0.8だ。これはネガティブよりもアクティブに捉えるべきだ。まだ0.8だ。1未満だ。カルダシェフスケールの上限が7なのだからまだ1にも達してないということはまだまだ我々には進化できる余地がふんだんに残っているのだ。ならば我々は前に進むだけだ。我々は止まってはいけない。我々が歩みを止めれば我々は0.8までしか発展できなかった種族で止まってしまう。だからこそ我々は希望の光を絶やさずに前へと進んでいかねばならない。
これこそが我々に課された栄誉ある課題だ。この課題は重く苦しいものかもしれない。だが諦めずに先に進めばなにかはある。我々は進んだ先のなにかのためにこれからも歩いていくのだ。

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