詩「君の吐息は悪魔の吐息」

心なしか見えてきたよ

君は悪魔だったんだね

僕は気がつかなかった

いい匂いがしてたからね

優しい香りがした

君の吐息は優しい吐息

でも気がついたんだよ

その優しい香りと吐息は

それは悪魔の匂いと吐息だ

バラのようなとても美しい匂い

そうやって男のことを

誘惑してきたんだろうね

僕も誘惑されたよ

素敵な君のような悪魔に

本当に君は悪魔なのか

僕は天使だと思っているよ

天使でも悪魔でもいいんだよ

君が見えていればね

人なんてものは所詮悪魔だから

僕も悪魔になりたいものだね

了

#詩
#吐息
#悪魔
#天使
#匂い
#誘惑