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小此木先生の門下生。
私の主治医の先生は精神分析の小此木圭吾先生の門下生だ。少し高齢な方だが元気です。その先生に診てもらっている。良い先生なのだが私はちょっと気になるところがある。
私が統合失調症で闘病していた時その先生の対応が嫌だった。薬を適当に出してくる。正直困っていた。それで私は質問をした。「どうやったら生活を普通にできるんですか?僕は困ってるんですよ?」彼の返事はこうだった「適当に生活してください」。どういうことだ?困ってるんだよ?その返事は返事ではない。
しかし私はその後統合失調症が治ってしまった。彼の態度が一変したのだ!面接のたびにちょっと嬉しそう。普通のおじさんのような対応をする。最近は私と冗談をよく言い合う。精神科医がですよ?普通でしたらクールな対応とか事務的な対応でやり過ごすはずですよね?
私にとっては普通のただの人。普通の話しかしない。そうするとその先生は私に言うのです。「好きなことやっていいから。特に言うことないし。よかったね!」それで私が訝しがって昔の対応を問いただすと「どういうこと?いや〜そんなこと言ったかな?あはは」と適当にごまかす。
なんだこの精神分析医は?こういう自分の心理状態は精神分析してください笑。ユングだったら何て言うんでしょうね?あなたも精神分析で自身の内面を分析してください!私は怒っています!どうしようもない対応しておいて今になって手を翻す。
私が全快したことを嬉しかったんでしょうけどそれで分かりました。医者など適当なのです。自分の身内でもないから根性がそこまで考えていない。やっぱり事務的な対応だったのかな?普通の医者は統合失調症はほとんど治らないと考えている。私もやられてしまったのだ。
今はその先生との関係は良好だ。ただ私はよく考える。人間はいざとなったら相手のことは信じてくれない。条件が悪い人間ほど相手にされない。私は相手にされなかった。そういう人間だったのだ。社会は厳しい。人間も厳しい。でもそういう人たちのことを信じて社会の中で生きていくしかないのだ。