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前職の癖が抜けない
現職に転職して上司によく言われることがある。
「前職の癖が抜け切れてない」
言われたのでここにnoteしようと思う。
そもそも、会社は絶対ではない。
私はというと・・・
会社の意見に従った方がいい。
会社の考え方、方針に従ってチームの指揮を高める方がいい。
自分が「ん?ちょっとおかしくない?」と思うことでも会社の、上司のいうことに耳を傾けて自分の意見とどう違うか考えて、受け入れるようにしてきた。
エンジニア時代、娘の保育園の卒園式があるのでどうしても有給を使いたいことを当時の上司に伝えていた・・・・はずだった。
でも上司に「この予定はずせない?」と言われたときに一瞬迷った。
一生に一度の娘の保育園の卒園式。
で、仕事の方はというと現場で読み合わせのような感じの仕事。
正直、読み合わせはその上司が行っても全く問題はない。
同じチームだしむしろ一回も現場入りしてないから行っておいた方がいい状況ではあった。
なのになぜ・・・
卒園式が一生に一度のセレモニーということもどんな人間だろうが理解できるはずだ。
わざわざ?私に「この予定は絶対なの?」と聞いてくる意地の悪さ。
上司は、自分が現場入りするのがめんどくさいから?
いやいやそんなこと思う人ではない。
大変な現場にも行ってる姿見てきた。
じゃあなぜ私に対して卒園式ではなく仕事選べと言ってきた?
私なりに考えたらこうなった。
卒園式 < 現場の読み合わせ
上記にしてほしい理由はきっと、私がプロジェクトのリーダーであり、行ける現場は行ってほしいということ。
責任をもってどんな小さな仕事も取り組んでほしいこと。
等が挙げられるのかなぁと。
すごくわかるけど、「卒園式くらい行かせてよ」は本音。
私は考え抜いた結果上司にこう言った。
「以前からご相談させていただきました通り卒園式を優先させていただくことは可能でしょうか。
●●さん(上司)には大変ご迷惑をおかけいたします。
今回の読み合わせの為現場に行っていただけますと幸いです。何卒よろしくお願い申し上げます。」
と。
とんでもねぇ答え返ってきた。
「わかりました。現場の読み合わせに行きます。
ただし、当日の引継ぎは一切しません。
行けないのは●●さん(私)の責任ですから。」って。
自分の目を疑いました。
何度もその文を読み返して、悪意があって言われてると感じたのでそうじゃないと言い聞かせながら何度も読み返しましたが残念なことに、
悪意があると受け取れました。
私の意見はこうだ
チームで仕事をしているのにも関わらず、私情を持ち込みお客様に迷惑をかける結果となりうる発言を部下にする。
↓
上司が私に引継ぎしない=私が次回現場にい行った際、上司から引継ぎされてないがゆえに、お客様に同じ質問をしてしまう可能性がある。=迷惑かける。
こんなの仕事じゃない、と思った。
ただの意地悪。
しかもその上司の方針に社長も共感しているところが、あの会社は終わっていた。
そこで気づいたのは
会社は絶対じゃない。
そういうことだ。
自分の信念とかねじ伏せられるようなことが発生したらそれは違う。
結局、意地悪上司と一緒に現場に行った後輩が私に(こっそり?)引継ぎをしてくれたのでお客様にご迷惑をかけることはなかった。
とはいえ前職3年も働いたから
社畜感が抜け切れていなかった。
・週末サイゼリヤで子供たちと楽しい晩御飯中、上司から
「PC開いて」
・締め切り間に合うようにしたいから朝7時から仕事してたけど夜22時までやっても上司からOK出ない。寝ようかな、からの0時に「PC開ける?」
・肉体的にも精神的にも疲れ切った。もう退勤したら上司からのメール見たくない。会社からの連絡は後日にしたい。からの上司から「何でメール見ないの?」
全部、自分ができない社員、ダメな社員、気を遣えない社員、自分は仕事ができないからこれくらいやらないといけない社員、だと思い込んでいました。
だから上司からの理不尽な要望に全てOKしていた私。
それって自分の事無視してるのと同じだよね
あれ、気づいちゃいましたか?(フルーツジッパー風に)
自分の感情フル無視して変な頑張り方してきてた。
大げさに言うと、人間らしく生きることを許可されてなかった。
私を、私の家族を侮辱しているように感じた。
使い捨ての「モノ」として扱われていた。
それを自分が気づかないうちに認めてた、受け入れてた、大丈夫、何とかなると思い込んでいた。
そんな自分のことをいつの日か「かわいそう」と思うようになっていた。
自分の感情を全部無視して、家族や子供たちのためだと思って頑張ってきた。
でもそれは結果的に家族のためでも子供たちの為でもなかった。
私が幸せじゃなかったから。
今の会社で言われたこと
「前職で言われたこととかやってきたこと(マイナスだなと思ったこと)、全部捨てきれてない。やらなくていいことしてるよ!」
メールも退勤後に返ってくるのなぁぜなぁぜと言われた。
定時ダッシュをためらっていると言われた。笑
体調不良なのに仕事を頑張ろうとしている姿見て、「大丈夫?休もう」と言われた。
全社員夏は3日もらえる休みを「私は入社して間もないのでめっそうもございやせん」的なことを発言したら、困り顔で
「全員が取得できる権利なので断られても・・・」と苦笑い。
半年たってようやく?気づいた。
今まで常識だと思い込んでいたこと、違ったんだと。
今まではデトックス期間だった。
この半年間、私は前の会社で当たり前だと思って取り組んでいたことを、デトックスした方がいいと上司が言ってくれた。
間違いなくいい時間になった。
自分のことを大切にできるようになってきた。
自分のことを大切にできるようになってきたから、相手のこともより一層大事にしようと思える。
人間らしく、自分の意見をもって自分を尊重して行動できるようになった。
もちろん気遣いや、言葉の運び、気を付けている。
まとめ
今あなたが「当たり前」と思っているちょっと違和感ある会社のきまりごとに対して、もう少し真剣に「あ、これなんで自分で違和感感じているんだろう」と考えてみませんか。
そうすることによって、思い込んでいたその悪い習慣が思いもよらぬ自分を幸せに変える瞬間に変わると思います。
自分を大事にすることは家族やあなたの周りを幸せにすることだということを忘れないで。