見出し画像

左利き若しくは鏡の世界

私自身は右利き。7:3くらいで右利き。

母親が「しつけされるものは右利き、しつけの対象外は左orその場に応じて」というパターンの左利き。筆やお箸は右手、球技は左手、ゴルフは道具が高いので右打ち、等々。

家庭内の物の配置って母親の影響が多いと思うのだけど、我家の場合、左利きの母親がセッティングしているということは、右手メインの私にとっては、家の中の所々に鏡の世界が存在する、でも生まれた時からその世界だから「そんなもんだ」と思って育っている訳で。

そんな鏡の世界が無意識に存在する世界で育った場合、どうなるかというと「手勝手が逆」と言われることが多くなる。

この「手勝手が逆」とは、
包丁を右手で持って大根を左端から切ろうとしたり、
卵・小麦粉・パン粉と付けていくボウルを「左→右」ではなく「右→左」と置いたり。。。
結果、これが私の中の「3割左利き」な部分。
左右を気にすることなく使っている、といえば聞こえはいいけれど、要領が悪い。多分子供ながらに脳をフル回転した結果なのだろう。

自分の中に/自分の育った世界に、鏡の世界が存在することに気づいたのは10代後半になってから。気づいたから何が変わった訳ではないけど、「手勝手が悪い」と言われる所以はココにあるのかもしれないとは思った。
折角気づいたので、左手を使っていく練習なんかもした。ボールは左手で投げることはできるし、お箸もそれなりに使える。

で、この左利き、隔世遺伝?で私の子供にも発現している。彼女はさらに進化して両利き。なんでもどちらの手でも出来てしまう。
私は左→右の鏡だったけど、娘は右→左の鏡の世界 or 合わせ鏡の世界で、脳を混乱させながら生きているのかもしれない。

私の鏡の世界はいつまでも続く。。。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?