11月度ご挨拶

皆さんこんにちは。
10月も本当に盛りだくさんでしたね。日々地域のため、仲間のために活動を進めていただいている皆様に心より御礼を申し上げます。

10月15日に実施された、比企委員長率いるまちづくり委員会の「ココロオドル商店街」は、皆様のご協力のもと盛大に開催することができました!
移住者の皆様との交流、大人の本気の設営や、参加してくださった地域の方々やメンバー家族の笑顔、本当に忘れられない素晴らしい事業だったと思います。きっと、佐久地域の移住者の皆様や、参加してくださった皆様の未来が変わるきっかけとなった事業だったように感じます。
1年間長丁場の中、企画設営に尽力してくれたまちづくり委員会の皆様、そして協力してくださった全てのメンバーの皆様、本当にありがとうございました。

さて、本年度もいよいよ終盤戦になってきました。
多くのメンバーの皆様は次年度もスタートしており、新たな課題や、新たな役職に悩んでいる方も多いのではないかと思います。
JCにおける役職というのは、当然組織を円滑に動かすための仕組みではありますが、単年度で違った役職を受けることによる学びの場の提供というのが、JCとして非常に重要な機能です。

役職に関して、私がJCを通じて感じたことが2つあります。
1つ目は、役職が下になる人に、よく、役職をわきまえろ ということがありますが、私は、それを超えて言いたいこと、やりたいことを大切にしてもらいたいということです。当然、組織上の役割はまっとうした上での話ですが、その上でなお主張したいことは、その本人の心の叫びであり、本質に近いところかと思います。その思いは是非大切にしてください。いつかその思いを実現できる役職を任される時が必ず来ます。

2つ目は、役職の解釈は人それぞれということです。
自分が一生懸命やってるが故に、自分と同じように動かない・動けない人を否定的に見てしまうこともありますが、私は、同じことを進めるのにも、人にはそれぞれ落語でいう「ニン(仁)」とでもいう、キャラクターというものがあり、表現の仕方や力を最大に発揮できる手法は違うように思います。ニンと手法が合っていないと、力は発揮できません。自分も、上司も、部下も様々な人がいます。部分最適ではなく、組織としての全体最適を目指した組織運営は永遠の課題のように感じます。役職はそれを考える良い機会です。

自分自身やったことのない立場を、毎年色々な役職から実践できる場というのは学びが多いです。
私も会社の3代目ですが、私の経験した全然関係ない会社でのサラリーマン生活の経験や、JCで経験した様々な役職は、理事長・社長をやらせていただいている今でもとても役に立っているように感じます。JCでは毎年、違った役割と役職を上から下まで経験できます。お得!

いずれにしろ、それぞれの立場で、頭と心をフル回転させ悩んだことは、必ず今後の糧となるはずです。今年もあとわずか、地域の幸せと自分たちの幸せのため、最後まで全力で駆け抜けましょう!

樫山淳一

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