ボランティア保育で
私は、現在異業種で勤務して副業禁止なので、土曜日にボランティアで保育士をしている。
正確に言えば、保育士修行で、実習の様な活動だ。
毎週入りたいと思っているが、残念ながら実習先が確保できない。
それでも、現在までに3園を経験中だ。
社会福祉法人の園が2園、株式会社の園が1園。で、どれもそれぞれ違う個性があった。
もちろん、保育園の大枠としての流れは何処の園でも同じだ。合同保育の場合は、自由遊び、外遊び、昼食、午睡、自由遊びというパターンだ。平日は工作等のクラスでの活動が入ってくる。
が、それぞれの運営方針や保育のスタンスによって自ずと独自性が出てくる。私の拙い経験からすると、株式会社の保育方針はどちらかというと躾に厳しく保育園というより幼稚園に近いのかも知れない。
こういうスタイルが好みの保護者がいるだろうと思うし、多分経営的にはこのスタイルは保護者ウケがいいのだろう。
こんな経験も、実際に中に入ってみるからわかる事で、保育士試験合格コースの人間が実習経験の機会を得る重要性は、こういう面でも必要だと思うのだ。
複数園を見る経験は、その後の保育士人生に於いて重要な基礎的な保育的視野を与えてくれると思う。
ただ、ボランティアベースで入るから保育士がやっている日常業務として担任活動や園の運営業務等をみることはない。
この点は、保育学生の実習でも同じだだろうが教育プログラムとしての保育活動に於いておこなわれれる責任実習のような経験はない。
当然、各園児の情報共有はない。個人情報だし、ボランティア保育士にそういう情報を出す訳がない。もちろん、注意が必要な園児について事前に伝えられる事はある。基本的には、推測と回数を重ねる中での観察とその経験によって知るしかない。
そんな中で、実習日誌をつける事で補えないかと模索している。指導計画は無理でも、状況の把握と注意点、気がついた事、各園児の特徴などを書き留める事が、ボランティア保育士として参加している私の学びだと思っている。
だから、ボランティア保育士=一人保育実習だと思っている。そんな中で、保育実習日誌をつける事は学びの重要なアイテムだと思っている。
さて、今日はこの辺で。
責任実習
指導計画