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じいじ 保育士を目指す! ターミナル・ケア
あるドラマを見ていて
このドラマは、ターミナル・ケア病棟の話だったが4月からの院での授業でターミナル・ケア論を取る予定だ。私の行く大学院ではタナトロジーが一つの専攻のメインであるから保育学を学ぼうとする私も選択科目として取る必要がある(30単位中、選択22単位の一つ)のだ。
これからを生きる子供達を相手にするのだから死生学は。。。などと思っていないのだが、重いテーマである事は間違いない。生きることの意味を問う学問という意味で幼児期を扱う保育学がミスマッチではないし、哲学的意味で保育学を学ぶ事の深みを与えてくれる事を期待している。
私はそもそも、高校時代にエンジニアを目指していた訳ではなく、看護学を学びたくて勉強していたが、看護学部の受験に失敗して工学部に入った経緯がある。だから、看護にとってターミナル・ケアは看護の本質と深く結びついたテーマだと思っていた。その頃、キューブラーロスの死の受容プロセスは看護学上の一つのトッピックスだったから独学していた。
だから、死生学についても若干勉強した記憶がある。memento mori(メメント・モリ 死を忘れるなかれ )という事を今でも強く記憶している。
若き日の学びが今つながっているという感慨がある訳だ。
さて、今日はこの辺で。
死生学
死生学(しせいがく、英: thanatology,タナトロジー)は、ギリシャ語のタナトス( θάνατος)と学ないしは科学と結びつけた用語で、死についての科学と定義することができる。死と死生観についての学問的研究のことである。
キューブラーロス
エリザベス・キューブラー=ロス(独:Elisabeth Kübler-Ross、1926年7月8日 - 2004年8月24日)は、アメリカ合衆国の精神科医。死と死ぬことについて関する書『死ぬ瞬間』(1969年)の著者として知られる。
著書において、彼女は初めて今日では「死の受容のプロセス」と呼ばれている「キューブラー=ロスモデル」を提唱している。まさに死の間際にある患者とのかかわりや悲哀(Grief)の考察や悲哀の仕事(Grief work)についての先駆的な業績で知られる。
メメント・モリ
メメント・モリ(羅: memento mori)は、ラテン語で「自分がいつか必ず死ぬことを忘れるな」「人に訪れる死を忘ることなかれ」といった意味の警句。芸術作品のモチーフとして広く使われる。