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脱ステロイドで変わったこと。食事編。
上の2回に分けて、脱ステロイドの経験をなるべく簡潔に書いてみた記事。良ければ読んでみて下さい。
脱ステロイドをしてからこだわりが増えた。と言うか色々な事をやめた。それが結果としてこだわりになっている。今の生活で強いこだわりが発揮されている要素をいくつか書いていこうと思う。
今回の記事は食事のこだわりについて。
食事に関してはやっぱりガラッと変わった。今まで知らなかった物を取り入れるようにもなったし、調べるようにもなった。逆に食べなくなった、食べれないこと知った物も増えた。
主に小麦、砂糖、油(サラダ油等)、出来れば乳製品、添加物も取らないようにしている。添加物に関しては種類が多すぎることと成分表示を見ても詳しく書かれていない物も多いので仮に自分の皮膚の状態が悪化したとしても何がそうさせたのか分かりにくくなるのでなるべく取らないようにしてるという程度。気にしないで食べる時は気にしないで食べます。乳製品もそんなに避けてる訳ではないです。自分で好んでは選ばないという程度。食べても大丈夫な時は大丈夫だし、ダメな時はお腹が張ったりするのでその発動条件がイマイチ良くわかってないので避けれるなら避けたいと思っている感じ。
小麦、砂糖、油の方が警戒レベルは段違いに高いです。自分にとってこの3つが皮膚の悪化に大きく関わると感じる物だった。人によっては勿論また違うだろう。意外とこの3つを避けようとすると基本的に外食は厳しくなる。あとはスーパーやコンビニで何か手軽に買おうにも成分表示を見たら大体この3つは書かれている。
世の中の美味しい物の大半は小麦、砂糖、油の混合物じゃないだろうか。(ドーナツとか美味しいよね)
なので基本的には自炊。勿論付き合いでたまーに外食をするが食べられるものが限られるor何も食べれないなんてこともある。自炊をするようになってから外食すると味の濃さも気になるようなった。ただ美味しくないとかそういう訳では無い。寧ろ「お店ってのはどこで食べても美味しいな」と感じている。基本的に舌はアホなので美味しくないと思うことは比較的稀である。
「普段何食べてるの?」とか「食べるものないじゃん!」とか良く言われて不便に思われがちだけど世の中ってのは凄くて、自分の知らない食材や調味料って沢山あるし、今はグルテンフリーとかも流行ってるから工夫がなされた自炊のレシピなんかも沢山ある。その中から自分の体に合うものを調べて選んで自炊を楽しんでいる。
個人的に最近はあんこを作るのにハマっている。
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写真のは小豆に米麹を混ぜて作った発酵あんこの雑煮。米麹の影響で白っぽい見た目をしているが味はとても甘く美味しい。砂糖みたいなストレートな強い甘みでは無いが、それでもしっかり甘さは感じられる。あんこも色々試した。発酵あんこ、甘酒(作ったやつ)あんこ、みりんあんこ、はちみつあんこ等。今の所、はちみつあんこが一番好き。発酵あんこも良いけど時間がかかりすぎて面倒くさいが勝ってしまう。甘酒とみりんあんこは甘酒とみりんの消費量が多いのでどうなのかな?って思ってる。味は好き。甘酒とみりんあんこの時は小豆1に対して1.5〜2の甘酒とみりんが無いとしっかりとした甘さが付かない。はちみつは小豆1に対して0.5で充分な甘さがつく。なのではちみつあんこをよく作る。
あんこの話が長くなった。
基本的には魚、ご飯、味噌󠄀汁、納豆みたいな和食。鶏むね肉と野菜で作ったカレー。あと1食はフリー。間食にさつまいもやバナナを食べる。それをローテーションしてる。1回の量を減らして4食や5食で過ごしてみた時もあったが3食が1番良いなと感じている。調味料も何だかんだ塩と胡椒を中心に使って、カレーならスパイス。ごま油(圧搾法のやつをなるべく使ってます)やEVオリーブオイルやココナッツオイルで香り付けをしたり炒め油として使ってる感じだろうか。ただ自炊をすると個人的には塩分と脂質が不足する傾向にある。なのでそのあたりは気持ち多めに使用してバランスを取っている。
因みに人に振る舞うのは得意じゃないが自分の好みの味に合わせるのは上手だと自負してるので基本的に自分の作った物は「美味しいな〜」って思って食べてる(アホ舌が幸いしている)なので自分が食べれる食材や調味料の中から工夫したり調べたりして食べたい物を作るのに不自由を感じたことはないかもしれない。寧ろ楽しいまである。
意外と自由ってのは縛られない無数の選択肢の中ではなくて、縛られて限りある選択肢の中で工夫出来る状態と状況を言うのではないかと思ったりもした。
確かに知人とどこか食事に行ったりする時は融通が利かないし、お酒も飲めない。みんなと一緒の物を食べて、美味しいさや楽しさを共有することも難しい。別にみんなと一緒の物を食べることもないだろうけど、一緒の物を食べる喜びや楽しさも確かに存在するからそれを味わう機会が少いのは少し残念かもしれない。
だけど自分は周りに恵まれているのか、その辺に対しての引っかかりはゼロではないけど大きく感じたことは無い。それはそれで周りに恵まれてることを実感出来るのでプラスに良いように捉えておこうと思う。
途中、あんこの話で大きく脱線したが、ざっと食事のこだわりについてはこんな感じだろうか。