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〜初めての女風〜


私は都会で忙しい日々を送っている。
仕事に追われる毎日、恋愛は遠くに置き去りにしたように思えた。ある晩、友人との飲み会で「女性用風俗」の話題が出た。

最初は驚いたが、友人が「一度行ってみたらどう?」と勧めてくれたことで、心が揺れ動いた。

夜、友人の勧めで予約をした。
ドキドキしながらも、一歩踏み出した。
ホテルは灯りが柔らかく、心地よい音楽が流れている。
優雅すぎる空間に包まれ、少し安心した。

ホテルのチャイムが鳴り、扉をそっと開けた。
扉の先には、茶色髪の美青年が立っていた。
「本日はよろしくお願いします。」

名前はミズキ。
彼の笑顔は自信に満ちていて、どこか安心感を与えてくれる。そのまま彼に導かれ、ソファーへと案内された。

私はソファに腰を下ろすと、心が高鳴るのを感じた。
ミズキが彼女の前に座り、「ではカウンセリングをしていきますね。今日はどう過ごしたいですか?」と尋ねる。その問いが、私の心を緩やかに開かせていく。

「ただ、リラックスできればいいなと思って…」
と恥じらいながら答えた。
ミズキは軽やかな笑みを浮かべ、私の手を優しく包み込む。

「大丈夫ですよ、任せて下さい。」彼の言葉に、少し安心した。

彼の温かい手に触れ、カウンセリングが進むにつれ私は少しずつ緊張が解けていくのを実感する。
先にシャワーを済ませ、彼が来るまでベッドで待つ間にまた緊張感に襲われる。
シャワーから上がったミズキはゆっくりと私の背中から抱きしめて「安心して大丈夫だよ。」と言ってフェザータッチを始めた。
彼の温かな手が滑らかに動く度に、体にまとわりつくようなゾクゾク感と気持ちよさに思わず声が漏れてしまう。

「どうかな?もっとしてほしいところがあったら教えててね。」ミズキの声は柔らかい。その言葉に心地よさを感じ、少しずつ甘えてみることにした。

「触って...欲しい…」私は自分の気持ちを素直に伝えた。
ミズキはゆっくりと要望に添ってくれる。思わず笑みがこぼれ、心が温かくなる。

時間が経つにつれ、私はもっと甘えたい気持ちが高まっていった。イチャイチャしたい、触れ合いたい、彼との距離を縮めたい。私は彼が自分に向ける優しい眼差しを感じ、心がざわめく。

「気持ちよかった?」とミズキが尋ねられ、私ははにかみながら頷く。「もっと、してください…」その言葉が心の奥底から出てきた。

ミズキは微笑み、優しく引き寄せた。冷静な判断が少しずつ消えていく。私は、この瞬間を楽しむことにした。

彼の手が自分の頬に触れ、その温もりに思わず身を委ねる。私の心が解きほぐされていくのを感じながら、初めての体験に没頭していた。まるで夢の中にいるように、ただその瞬間を楽しむことを選んだ。

時間を重ねるにつれ、自分の心が満たされていくのを感じた。心の隙間が少しずつ埋まっていく。それと同時に、彼との甘い時間が心に刻まれていくのであった...

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