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自律とは、すべてを「自己責任」で働くこと

会社員は、目の前に自分の出来る仕事を置いてもらえます。
それを、上司の指示に従って働けば良いだけです。

これが会社員と、自営業の大きな違いです。
ここから抜け出せないと充実した独立はできません。

組織に頼って働くのは楽です

私自身、会社員時代は...
会社に行けば仕事があることに何の疑いもありませんでした。

自分ができる仕事が、準備されていたんです。
その仕事をしたいか、したくないかにかかわらずです。

上司は自分の責任で、仕事を準備してくれるんです。
会社員は、出勤すれば給料をもらえます。
会社には、給料を支払う義務があります。
だから、必ず仕事をさせないといけません。

その上、事務所経費、パソコン、コピー、電話..
仕事にかかわる経費はすべて会社負担です。

組織に頼る働き方とは
 ・仕事にかかわる費用は会社持ち
 ・仕事の売上や利益に関するリスクは会社持ち
 ・上司の指示に従って働けばいい
 ・自分は一生懸命やっていれば言い訳できる
と言う働き方です。

組織に頼る働き方

自営業になって思うことは...

自分の仕事が上手く行かなかったら?
 ・会社が..
 ・上司が..
と赤提灯で飲んで文句を言っていても大丈夫なことです。

ちゃんと決まった日に決まった金額の給料が振り込まれます。
仕事で成果を上げていなくてもです。
売上が顧客から入金されていなくてもです。

こう書くと、「誰もが分かっている」と言います。
頭で理解していることと、ありありと実感できることは違います。
私もそうでした。
実際に、給料日に給料が振り込まれなくなって分かります。
机に座っても仕事がない、やることが無いということがあります。
会社という組織の恩恵を受けていたんだと痛感します。

会社員の方が「楽だった!」と...

自律した働き方は自由と責任がある

自律した働き方とは...
業務の進め方や優先順位を自分で決める働き方です。
仕事の成果に対する責任、トラブルに対するリスクも自分持ちです。

自営業になると
 ・自分でお金を出します、返ってこないリスク付きです
 ・どんな仕事をするか経営方針は自分で決めます
 ・どのように仕事を進めるか、自分で計画を立てます
 ・自分で頑張って仕事を完成させます
すべてが自分なんです。

上手く行かなくても・上手く行っても
 ・自己の責任
 ・自分の手柄
です。

赤提灯で、不平不満を言う必要はありません。
下請をバカにしてくる顧客の発注担当に悩むくらいです。
まあ、これも大変ですが (*´ω`)

自営業で、自律した働き方で一番重要なことは「自己管理能力」です。

様々な大変なことを乗り越える必要があります。
大変なこととは

自律した働き方

 1.収入の不安定さ
    仕事がある時とない時で収入が大きく変わる
 2.将来の不安
    不安定な収入は、長期的な資金計画や貯蓄に影響を与える
 3.すべての責任を負う
    戦略、価格設定、外注の選択など、すべての意思決定が自分にかかってくる
 4.労働時間の増加
    全てを自分一人で行わなければならないことが多く、労働時間が長くなる
 5.オンオフの切り替えの難しさ
    仕事とプライベートの境界が曖昧になりやすく、常に仕事のことを考えている状態
 6.顧客獲得の難しさ
    競争が激しい市場では、定期的に新しい顧客を見つけることが大変
 7.顧客との関係創り
    既存客との関係を強化して継続的な受注につなげる必要がある
 8.病気のリスク
    病気や怪我で働けなくなると、収入が途絶えるリスクがある
 9.資金繰りの難しさ
    さまざまなコストがかかるため、資金繰りが常に問題になる

自営業では、
自由と引き換えに経済的な不安定さやすべての責任を負うことになります。
自分で自分のコントロールする「自律」が必要です。

最も良いのは
「他人の価値基準で生きなくていい」
と言うことです。

自分の得意なこと強みを活かして自由に生きるには
他人の基準ではなく、自分の価値基準で判断し、行動できる人になることが必要です。

自律とは、すべてを「自己責任」で働くこと

プロ野球では、あのイチロー選手でも、
仰木監督に出会うまで、独自のバッティングフォームに難癖をつけられてきたそうです。
でも、彼は諦めなかった。
自分の基準で考えて行動して、理解者に出会えたことが大きいと思います。

普通の仕事でも、自分の未来を明るい充実したものにするためには、
自律した働き方をすることが必要です。

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日々の「学び」で、未来の自分をプロデュースする 

自分商品化ナビゲーター (図解の池田)

            池田 秀敏

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