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定年後にコンサル起業を考えている人の参考に

サラリーマンの定年後に、それまでのキャリアや実績を活かして、
「コンサルタント起業」する方は毎年相当数います

しっかり目標持っている人は退職前から勉強して、
中小企業診断士の資格を取る人もいます。

ですが...

会社員は、資格を取って独立すればと考えがちですが...

一度、リアルでもオンラインでも異業種交流会に参加してみてください。
資格を持っている人が、たくさんいます。
中小企業診断士・社会保険労務士・行政書士...
15年くらい前からは弁護士さんも参加するようになりました。

資格を取って起業したての人は...
資格の話をして、その専門家だと話してきます。

でも、独立して長い人は「へえ~」と言う感じです。

資格は、間違いなく専門分野や実力を示す指標ではありますが
その人の専門性を高い解像度で示すものではありません。

同じ仕事を依頼するなら 資格を持っていない人より
資格を持っている人にという競争力は働きます。

ですが、同じ資格を持っている人同士ではどうでしょうか?
同じ資格を持っている人同士で競合があります。

会社員にいた時に頑張って資格を取ったので
「これで仕事がとれる」と考えてしましがちです。

が、独立して見る見ると...
同じ資格を持っている人がたくさんいることに唖然とします。

その中で、他の人との「違い・強み」を鮮明にしないと
競合の中から選んでもらえません。

私は、平成元年に独立したので
中小企業診断士・社会保険労務士・行政書士...
たくさんの人たちと、知りあってきました。

そこで感じたことは
同じ資格を持っているのに、活躍のレベルは段違いというです。

たった一人で始めた社会保険労務士の方で
5年ごとくらいに社員が増え事務所を移転して
20年後くらいには銀座のビルの1フロアに20人くらいになるまで頑張った人がいます。

でも、反対に。
いつの間にか、いなくなった人もいます。
異業種交流会でも見なくなったので会社員に戻ったのか?
私との関係が無くなっただけかもです。


定年後にコンサル起業を考えている人の参考に

資格は初対面のハードルを下げるだけ

資格は、自分の専門性と実力を示す万能の武器にはなりません。

初めて会った時には、相手はこちらのことをまったく知りません。
何か明快な発信をしないと興味も持ってくれません。

そこで、例えば「中小企業診断士です」と言っても何の反応もありません。
「頑張って勉強したんですね」と社交辞令で返してくれる人も稀です。

合格するまで頑張ったのに...と思っても。
相手にとっては、こちらの資格に意味もないし興味もありません。

資格を持っていることは
 ・専門とする分野
 ・真面目に勉強した実力
と言う、初対面で関係を築く入り口の一つにしかなりません。

相手に興味があるのは
 ・自分の問題を解決してくれる
 ・自分の可能性を広げてくれる
ことのなのです。

同じような仕事をしている人、同じような商品を持っている人は
たくさんいます。

その中から選んでもらうには
選ばれる理由の発信が必要です。

その選ばれる理由とは
明快な他との違い「強み」です。

長く仕事の現場で頑張って実績を上げてきた人の頭の中には
他の会社にもっていっても役に立つノウハウがあります。

でも、多くの人は頭の中にあるだけです。

頭の中にあるだけだと
 ・記憶があやふやだったり
 ・体系的に利用することが難しい
という現実があります。

その人が、得意分野の現場に入れば
若い人に指示してすることも、外注を指揮することもでき
問題解決に貢献できます。
実力があるんです。
会社員なら「あいつは、これが得意だ!」と理解されて仕事が来ます。

独立するとどうなるか?
「できる人!」と確信を持たれないと仕事はきません。

だから、自分は何が得意か他の人ととの違いは何か、独自の強みは
といくことを明快に発信することが必要です。

口で言うだけでは...
相手からは武勇伝や自慢話と受け取られがちです。
強く主張すればするほどです。

解決策は
自分の頭の中にあるノウハウを文書にしましょう。

文書にすると
ネットでもリアルでも明瞭な発信ができます。

自分の専門性や実力・実績を「強み」としては死んできます。

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日々の「学び」で、未来の自分をプロデュースする 

自分商品化ナビゲーター (図解の池田)

            池田 秀敏

URL: https://www.teoria.co.jp/index2.html
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