薬の使い方次第で認知症の進行が左右される

認知症の治療には、認知機能を維持・改善する薬や、周辺症状（BPSD）を抑える薬が用いられます。

しかし、必要以上に薬を使うことで、かえって症状が悪化したり、副作用によって生活の質が低下することもあるため十分な注意が必要です。

特に、高齢者にとって薬の影響は大きく、安易な薬の増加は大きなリスクを伴います。

適切な治療を受けるためには、薬の正しい知識を持つようにこころがけ、医師と慎重に相談しながら服用することが重要です。また、介護の方法や生活上の困難などについては支援者に相談する必要があります。

それらについて深く医師に相談するのは間違っています。介護認定の際の意見書に書く必要から、医師にも日常の様子や変化を伝えることは大事ですが、日常生活の困りごとや解決方法の専門職は支援者たちです。

紹介記事では、認知症治療に使われる薬の種類や作用、注意すべき点についてまとめています。

必要のない薬は認知症を進行させる