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卒業のことば

こんにちは、紗奈です。
いつも記事を読んでくださり、ありがとうございます。

先日大学を卒業し、新社会人としての日々をワクワクドキドキしながら待っています。
コロナ渦の中での入学、1度も対面授業が無く学校に行くことが出来なかった1年生、対面授業が開始されるも第○波というコロナの波にやられてすぐにオンラインに切り替えられる、そんなことの繰り返しだった2年生、やっと友達と毎日顔を合わせられるようになった3年生、3年間のうちに履修科目を取り終わった友達と会うことが出来ず少し寂しかった4年生。
コロナによって、大学生活の半分以上が奪われてしまった、そんな感覚がある私の大学生活です。もっと色んな経験がしてみたかった。大人に怒られそうな、社会人になったら出来ないような、大学生にしか出来ないことがしてみたかった。
そんな気持ちがあります。

そして、このコロナの状況の中、私の祖父、祖母が亡くなり、親戚でのトラブルがあり、色んなことが重なり私の母が鬱状態になってしまいました。「私がなぜ生きているのか分からない」「生きていたくない」そう毎日繰り返す母の隣で、自分がなぜ生きているのか、私自身も本当に分からなくなりました。母のことを支えたいのに、自分の力が足りず、逆に母にあたってしまったり、酷いことを言ったことがあります。

そんな自分なんて、消えてしまえ。
芸能人が自分で命を絶ったというテレビの報道があるたびに、この世から消えなければいけなかったのは私だと何度も思いました。

楽しかったことも沢山あったけれど、この大学生活4年間の思い出としてすぐに思い出されるのは、少し暗いことばかりです。自分への後悔。

しかし、今回大学を卒業するにあたって、
「自分自身を、自分の力で幸せにすることが出来ない私」からも卒業をします。
高校生の時から仲良くしている大好きな友達、大学に入ってから出会った大好きな友達、そして、いつもそばにいてくれる大好きな家族の存在を思い出すと、「このままではいけない、こんなに素敵な人たちが私のことを大切にしてくれているのだから、ネガティブなだけの私でいたくない。」というふうに思いました。

私の側にいてくれる人たちのことを想って、もっと強い人間になりたい。
そうなれるように、1日1日を一生懸命生きたい。と思っています。

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