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読書「児童文学」

ふうちゃさんのイラストをお借りしました。

工藤純子著「となりの火星人」
マリア・グリーベ著「忘れ川をこえた子どもたち」
東村アキコ「もしもしアッコちゃん」
3冊、一気に完読~。

工藤純子著「となりの火星人」
火星が地球に大接近する騒がれている頃。小学6年生のクラスでは変人扱いで、未知の惑星火星人と揶揄されながらも、その子ども達の心理や感情を、先生や親や優秀だけれど心に闇を抱えた中学生の兄、ADHD要素のあるスクールカウンセラーなどとの交流を通して、それぞれの子ども達が、変わっている自分を認め、誰も皆個性があり、自分は自分でいいのだと、前へ進んでゆく姿を物語にした、素晴らしく向日性な作品。書き手とし素晴らしいからだと思う。

マリア・グリーベ著「忘れ川をこえた子どもたち」
国際アンデルセン賞を受けた、スゥエーデンの作家の作品。
この作品は三部に分かれていて、北欧神話を軸としているそう。
貧乏なガラス職人夫婦の子どもで姉弟の、クラース(弟)とクララ(姉)
がある日、領主夫妻から誘拐される。
そこから、親の元へと戻るまでの、両親の心理や領主夫妻の心理、はたまた姉妹の魔女や烏などが出てきて、それぞれの心理や魔術的なものもありで、非常に哲学的であり人間の奥深い複雑な心理を表現した作品で、難しかった。
これはある程度、北欧神話を頭に入れてから読んだ方がよさそうである。ただ、読後感は始め、煙に巻かれたような感覚はあったけれど、今でいう、言霊や、占い予言、物質と愛、自らと対話することでの心の成長などが、時間がたってから、じわ~っとその深い物語の意味とよさを伝えてくる。深い。

東村アキコ「もしもしアッコちゃん」
これは漫画家の東村さんのエッセイ。生まれ育った環境や家族や親族との漫画家になり家族を得た現在までをエッセイとして書いている。
私は、著者の漫画は知らないけれど、すごく楽しそう~と思う内容。
やはり、現在、プロとしているどの方も、しりたいという行動と、自分の気持ちや感情に素直で、自分が好きなことにまっしぐらだと言うことがよくわかった。で、なおかつ、熱血な自分でありながらも、自分もまわりもしっかりと冷静な目で分析している。フック多し。エッセイ教室に繋がる。

ほかにもまだ、同時読書中の物があるので、おいおい書いてゆく。

我が家の赤いバラ:どんどん花を咲かせます
ピンク色のは虫にやられました。

さて、今日も猛暑みたいです。
敬老の日。

とうとう、敬老の日に孫からお祝いされる歳になったかと、しみじみ~。
昔、私の祖母が、敬老の日に市からプレゼントが届いたことがあった。その中に「飴」が入っていたのにショックを受けていたのを思い出す。
老人=飴 というイメージなんだと言うことで。

関西は、若い人でも結構、「飴ちゃん」をいつも常備しているようだ。
時々、関西のママ友から頂いていた。おかげで私も最近、「飴」を持参している。コロナ禍、電車内で咳が出そうになった時、便利だったから。笑

その祖母は、8年間寝たきりになり、両親が仕事をしながら老々介護をし、
99歳で亡くなるまで頭や意識ははっきりしていて、家族全員が見守る中、静かに息を引き取った。その時、頭の上に飾ってあった、蕾だった桜の花が、一斉に咲いたのを思いだす。

DSブログから。
推し活の辻さんは、お元気になられたご様子。ファンとしてホッとしましたね。昨夜。パリまで応援に行かれた母娘の方、大阪フェスティバルホールでお見掛けしました。凄い。👏

さて、私は本日はまた読書三昧にもどります。
楽しいことはいいことだ~♪

ありがとうございます。