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読書

ふうちゃさんのイラストをお借りしました。

先日、図書館で2冊本を借りていました。
角野先生が読まれた本です。
1冊目は童話:フランソワーズ著「まりーちゃんとひつじ」
2冊目はトルーマン・カポーティ著「ティファニーで朝食を」

まりーちゃんとひつじ

「まりーちゃんとひつじ」は、木の下に座ったまりーちゃんが、ひつじのぱたぽんに話しかけることから始まり、優しい分かりやすい絵から、ぱたぽんのこどもひつじが増えてゆく様子と、田園地帯の様子がわかります。

さらに、童話独特の、穏やかな語り口調の、こどもの会話の繰り返しを行うことで、リズムもよく幼い子供たちにとって覚えやすい、楽しい物語となっています。角野先生が、娘さんのリオさんに読み聞かせした本だと言う事です。

紅茶を頂きながら「ティファニーで朝食を」。

オードリー・ペップバーン主演の映画での「テイファニーで朝食を」がどうしても印象深くて、本を読んだことはありませんでした。読んで、映画と随分、内容とイメージが違うことにびっくりしました。
さらに驚いたのは、この作品を訳されたのが、村上春樹氏だったという事です。

小説の中の主人公のホーリー・ゴライトリーのイメージと、映画の中のオードリー・ペップバーンが随分違うのにも驚きました。
作家のトルーマン・カポーティ氏は、ホーリーとペップバーンのあまりのイメージの違いに、映画化する時、不快感を表したそうです。
でも、オードリー・ペップバーンはとても素敵でしたが……

映画はラブコメディだけれど、小説はもっと多方面で奥が深い作品だと思います。原作と、その原作が映画化やドラマ化されるとき、原作者の想いと違うときの原作者の心の葛藤はいかばかりかと思う。悲しい出来事もありましたね。

角野先生も、宮崎駿さんの映画と自分の児童文学との違いに悩まれたと対談で話されている記事を読みました。ただ、映画化されたおかげで、あらためて児童文学「魔女の宅急便」を読む読者が増えて言ったことは嬉しかったと書かれいらっしゃった。

この私も映画から入っているので、今一度、原作の「魔女の宅急便」シリーズ全巻をきちんと拝読しょうと、先日、一巻目を購入しました。これから第6巻まで、読み進めてゆくつもりです。

☆彡

さて、本日はツジビル。
雨が降り、少し肌寒さをかんじる今宵。
月3回の、お風呂上がりに、ゆったりと聴く楽しみなラジオです。
さて、今宵の放送場所は、パリかコルシカ島か?
神出鬼没のラジオ放送です。それも楽しみでもあります。

ありがとうございます。