ArataMeimoon

時間と心に余裕があるときだけnoteしています。(1年に数回しか訪れない)

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最近の記事

家族で受け継がれる命のバトン 母5日目夫0日目

私の朝はいつも5時に始まる。 起きてすぐに、カフェオレをいれる。 カフェオレを飲みながらしばしの自分タイムを楽しむ。 そして、ヨガをする。 それから朝ご飯をつくり子どもたちを学校に送り出す。 でも、コロナに罹患してからは、私の朝は5時になんか始まらない。 7時だ。パジャマ姿で、でていくランドセル姿の息子たちを見送り、布団へもどる。8時ころ家事を片付けた夫が出勤する。 「いってらっしゃーい」と布団から声をかけ、ニヤリと笑う。 イエーイ! 誰もいない!さて、何しよ?? 「お米

    • 夫の秘めたパワーが発揮される 母3,4日目

      長男と過ごした4日間は、私にとってとても素敵なひと時となった。 長男を産んでからの12年間、ずっと忘れていた安らぎの空間であった。 1日3回運ばれてくるご飯 私が作っていないのに家中に漂う料理の香り 好きな時に目を閉じて眠れる幸せ 常に温かい羽毛布団に包み込んでもらえる テレビは見放題 かたづいていく積読本 顔は洗わなくてOK(洗面所をウィルスでよごしちゃいかんから) 服もきがえなくていい(洗濯物を増やすといけない) どこにも出かけなくていい 大好きな息子と24時間一緒♡

      • 母が上、息子が下の2段ベッド 息子5日目 母2日目

        翌日、病院に行った。 今度は一人で。いや、私の中にいるウィルスさんと一緒に。 2時間待った結果「陽性」。 いや、この歳になると、きつい。2時間の待ちは。 車の中に2時間はきつい。 若い人からは「えーなんで?車でしょ?余裕っしょ」 という声が聞こえてきそうだが、ちがうんだ。 膀胱がやばい! 「はい、陽性ですね。ガッテン承知」 陽性のことや死語を使ってしまったことより何より、頭に浮かんでくるのは白い陶器でできたTOTOの便器さん。 帰ったらまずトイレに行くんだ!と意気込んで帰路

        • 遠ざかるシャバ3日目

          長男療養開始から3日目。祝日。長男は熱が下がり、ニコニコ笑顔だ。 2日目と3日目、医療用の抗原検査で「陰性」が二回続けば、 濃厚接触者は日常生活に戻れる。 ・寝食をともにしていない ・会話をするときはマスク(鼻がでちゃっている時もあったけど) ・徹底した感染対策(手洗いや消毒) もクリアしていたので、明日からは私たち家族3人はシャバにもどる…はずだった。 朝起きたら、どうもノドがいたい。そして寒い。 「も、も、もしや私もコロナ…」 いやいやいやいやいやいやいやいやいやい

          鼻は正常だったもよう1日目

          そして、月曜日。 熱は少し下がったもののまだベッドの上から動けない長男。 「かわいそうに…」 解熱剤がなくなりかけていた。 もう熱さがりそうだけど、病院に薬をもらいにいかないといけない。 かかりつけの医院に電話すると、診察するので来てくださいとのこと。できれば車で。駐車場まで診察に来てくれるらしい。 「へぇ…親切だよなぁ…うーむ。でも、長男は運転できないしな…」 もちろん、長男は車に乗せるのはかまわない。でも、長男で大暴れしているウィルスさんたちも?大丈夫なの?私? でも

          鼻は正常だったもよう1日目

          今マスクせずいつマスクする 0日目(2)

          長男は自室でひたすら寝続けている。 残りの家族3人はあれやこれやと感染対策に追われた。 ・いつも締め切っている窓をあけ、換気! ・消毒液であちこちを拭く ・家の中でもマスクを装着 ・明日からの仕事を休まねばならないので上司に連絡 ・濃厚接触者の定義の確認 ・マイハーシスの登録 ・ゼリーの購入(長男はゼリーが好き) やることは次から次へとある。はて、疲れた。 夜が更けてきたので、寝続ける長男をドアのスキマから覗き、私も寝ることにした。 「ママー!」夜中2時ころ。 ガバっ!

          今マスクせずいつマスクする 0日目(2)

          我が家にコロナがやってきた 0日目(1)

          はじまりは日曜日の朝だった。 小6の長男が、調子が悪いとタンクトップ姿で言う。 いやいや、タンクトップで何言ってんだ。もう11月ですよ。 普通の人はもうタンクトップの上に何か着ているよ。 顔がマジだ。 「えーっ」 今日はかねてより行きたくないと言っていた「スポーツ鬼ごっこ」の日。 「はいはい、仮病だね」まだ信じない私。 「体温計…」としゃがれ声でいうので、しょうがなく体温計を渡す。 「ピピピピ」 「38.6」 「!!!!!!」 まじなヤツだ。 「はよ寝な!」と態度をコロリと変

          我が家にコロナがやってきた 0日目(1)

          100%受け入れ100受け入れられていた関係に終止符が突然打たれた件

          ここ最近悩んでいる。 長男との関係に。 長男を産み落として11年間。 ひたすら一緒に生きてきた。 夕食後のリビングで、ふれあいながらテレビをみて 寝る前は読み聞かせ、今日あったことを語り合い、 いっしょに眠りについていた なのになのに。 どうもおかしい。 拒否される… 「ママ、あっち行って。シッシ」 長男からの一言に胸がさけそう。 成長だって分かっているけど、こんなに唐突にその日はやってくるの? 分かってる。いつまでも一緒にいられないことは。 でも、さみしいよー!

          100%受け入れ100受け入れられていた関係に終止符が突然打たれた件

          惚れてまうやないか

          今日は次男初めての小学校の運動会。 そして長男最後の小学校の運動会でした。 どちらの学年も素晴らしかった♡ 特に次男の運動会は、感動して人知れず目を潤ませてしましました。 お遊戯の時、次男のすぐ前に立ち、ダンスを披露するはずだった男の子… どうやら踊りたくない様子。 音楽がかかっても微動だにしませんでした。みんなが踊っているのにずっと立ったまま。 どうしたのかな…と思って見ていました。 フォーメンションの移動で、直線から円形になるとき、 次男の行動に感動。 みんなが

          惚れてまうやないか

          この歳で失恋はキツイ

          「協議の結果、申し訳ございませんが、この度は縁がなかったということで…」 まさか。こんなことって。 ある? ある会社の最終面接までいって、入社する前提で物事を話していた。 「雨の日は車できていいよ」「仕事は簡単だからすぐ覚えられるよ」「多少辛い事もあるけど、○○さんなら大丈夫」 これらの言葉は一体…何だったのだろう。 「一緒に今度行こうよ」「今度料理作ってよ」「大丈夫だよ、○○ならできるよ」 甘い言葉をささやく思わせぶりな男と重なる…。 私は一途だったようだ。まっすぐ

          この歳で失恋はキツイ

          And Just Like That … SATCと私

          ー時間の流れを自然に表現してくれたー 私がSATCを見ていたのは、大学生~新社会人時代。 NYの煌びやかで華やかな暮らしを見て憧れていた。 約15年の年月を経て、SATCの新章が始まると聞いたけど、特にピンとこなかった。特に期待もしていなかった。 キャリーはどんな歳の取り方をしているか想像できなかったからだ。 相変わらず、セレブで私とは遠い世界の話? 相変わらず、男との出会いに一喜一憂している話? 期待する事なく、鑑賞したところ、本当に素晴らしい出来だった。 キャリーも

          And Just Like That … SATCと私

          泣ける映画がみたいなら卒園式が推し!

          いよいよこの日が来てしまった。幼稚園最後の日。人生で最後の幼稚園の日。幼稚園を卒園したのはこれで3度目だ。 1度目は自分が幼稚園の時。…。何にも覚えていない。 2度目は長男の幼稚園の時。 そして今日はいよいよ3度目最後の幼稚園卒園の日。1週間前からこの日のことを想像しては、目を潤ませていた。いよいよ最後。本当に最後だ。 私は卒園式が好きだ。どんな映画よりも泣ける。私と関係がある子が卒園するわけではない、全くもって関係ない卒園式に行ったことがあるが、その時も泣けた。

          泣ける映画がみたいなら卒園式が推し!