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旦那が旦那ではなくなった日

深夜2時。
旦那が酔っ払って帰ってきた。
帰ってくるや否や、大声で喋りながら布団にガサゴソとコンビニで買ったものを広げ出す。
生後4ヶ月の息子が起きた。
ミルクを作りながらあやしていると、
旦那がリビングに入ってきて、
『飲みに行った先で店員さんから【子供はほっといても育つ】と言われたからほっといて寝よう』と言いはじめる。

その店員さん曰く、
1人目はかなり手をかけたけど、2人目はある程度放っておいても大丈夫だったから、子供にそんなに神経質にならなくてもいいとのこと。

それは確かに、という内容だ。
だが、それはあくまで【とても手をかけたことがある】から言ってもいいセリフであり、
ワンオペで全て妻に家事育児を任せきりにしている旦那がいっていいセリフでは決してない。

殺意が芽生えた。
憤りを感じた。
それと共に虚しさとやるせなさも感じた。
嫌い。大嫌い。
嫌いな奴に感情を左右されるのはかなりしんどい。
感情を左右されないようにするには、自己暗示が必要だと思った。

あれは旦那ではない。
必要最低限の金銭的援助をしてくれているおじさんだと思うことにした。
たまに涙が出るが、
それを話ししたとしても
おじさんからは『収入がない人と暮らしたらもっとしんどい』と訳のわからない説明をされる。
今まで何度か会話にトライした。
何度も何度も収入の話をされ、遂には『俺より稼いでから文句言ってくんない?』というハラスメント台詞も出てくる始末。
最近、あのおじさんと感情についての会話は無意味だと
やっと気づいた。

わたしは旦那よりも稼ぎがあれば、もっともっと気持ちに余裕が出来るのではないか。
稼ぎを作ろう。
どうやって作ろうかは、これからまとめなければいけないが。

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