
京都橘高校吹奏楽部、ローズパレードへの準備が進行中!
前回、アメリカの元旦に行われるローズパレードについて触れましたが、その後さらに面白い進展がありました!
続々と新しいローズパレード関係動画がYoutubeで配信され始めました。
観客が見守る中で練習を行う様子も増え、本番に向けた熱気が日に日に高まっているのが感じられます。
昨日、パナマの高校バンドとチアガールたちがパサデナカレッジで合同練習をしている映像が流れてきました。この段階から見ると本番ではどれだけ盛り上がるんだろうと期待が膨らみます!
今日ようやく京都橘高校の練習風景の様子がyoutubeで流れるようになりました。走るやら、踊るやら、声をあげるやら見応えがあります。
ローズパレードには、アメリカ国内だけでなく海外からもいろいろなバンドが参加します。今年は、デンマークの「Helsingør Pigegarde(エルシノア女子マーチングバンド)」が参加するほか、メキシコの「All Star Marching Band Mexico」、パナマの「Banda de Música Herberto López Colegio José Daniel Crespo」も招待されています。それぞれの国の特色が出る音楽やパフォーマンスが楽しみです。
その中でも、やはり注目すべきは「オレンジの悪魔」として知られる京都橘高校吹奏楽部!今回で3度目の出場となる彼らは、総勢240名という大規模な編成で、飛行機代や宿泊費が前回の2倍以上かかる中、クラウドファンドを活用して支援を集めたようです。それだけに今回のパワーはさらにアップしていると思います。
京都橘高校吹奏楽部のパフォーマンスは、演奏だけではありません。全力で踊る、声を出す、笑顔で観客と一体になる。これが彼らのスタイルです。旗を操るバトンガールたちのダンスや表情も完璧で、視覚的にも楽しませてくれる演技は、まさに「オレンジの悪魔」の名にふさわしい迫力です。
以前、現地でパレードを観たときのことを思い出します。この時は、まだ日本のバンドは出場していませんでした。今日見た様子では、観客は「Wao!」「Oh my goodness!」と驚きの声を上げながら手を叩き、興奮を表していました。会場のボルテージも、予行練習の司会者のボルテージも上がり興奮気味でした。
アメリカ人は自分の気持ちを声や表情で表しますので、中途半端な感激はそれなりにですが、吹っ切れる感激を探しているので、京都橘高校のパフォーマンスは気持ち良いと思います。
今年の声援の声は本当の声か、感動した声か、叫びまで到達する声か、どうなるか楽しみです。
YouTubeで彼らのリハーサルや、ローズパレードの準備の様子を追いかけていると、本番がさらに楽しみになります。お正月からこんな素晴らしいパフォーマンスを観て、良いエネルギーを浴びるのは、一年の最高のスタートになると思います!ぜひ、お時間のある方は動画をチェックしてみてください。これは見逃せませんよ!
※ローズパレードは、元旦にアメリカ・パサデナで行われる伝統的なイベントで、130年以上の歴史を誇ります。全米ではテレビで5000万人が視聴し、YouTubeを含めると全世界で1億人以上が注目する、お正月の大イベントです。日本のテレビではあまり扱わないので、Youtubeで見るとよいですよ。