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喫茶店店員の備忘録を始めます。
ずっとやろうと思っていたけどついに重い腰を上げて、noteを始めました。
私は倉敷にあります創業55年の喫茶店でアルバイトをしています。今年で3年目です。
この喫茶店は、工業地帯近くの大きい道路に面して建てられています。「昔はこの道路沿いにあと10軒くらいは喫茶店あったなぁ、けど今残っとるのはウチだけじゃ」とママさんが自慢げに教えてくれました。
喫茶店ブームもあって平日も休日も老若男女で賑わっていますが、モーニングは特に昔から来てくださる常連のお客様がほとんどです。20代の頃にデートで来ていた男性が、夫婦で来るようになり、奥様を亡くされてまた1人でモーニングしながら毎日漫画を読みに来ている。喫茶店という建物の中で1人の人間の歴史が流れていくところにロマンを感じます。こんな話を聞くと、ここで働いて良かったな〜ってしみじみ思います。
因みに、あたしが初めてこの喫茶店に来たのは
2019年の3月14日でした。
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確か友達とUSJに行った帰りで、甘いものが食べたくなり車を走らせてパフェを食べに来ました。
昭和のセンスを感じるクラシカルな雰囲気に圧倒された後、頼んだパフェ(プリンアイランドパフェ)はどっさりとフルーツやゼリーを含んだメロンソーダ。その上に島に見立てらてたプリンは生クリームの渦巻きに埋もれながらもしっかりと存在している。この令和では思いつかない、もはやパフェなのかどうかも論争が起きるぶっ飛びっぷり。なのに何処が芸術的な美しさを感じるパフェと店内に魅了されて、色んな喫茶店を回るようになりました。
そして、この4年後、ここで働くことになっているとは思ってもなかった。
そんな場所で働いて起きた出来事などをたまに備忘録として残していきます。
2025年、年始早々インフルエンザA型にかかってしまい一週間引き篭もっていたので私は明日から2025年を始めさせていただきます。
しっかり働きます。早くママさんに会いたいです。
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