見出し画像

統計検定2級を受験してみて(結果:合格)

さて、1回目の投稿から少し日が経ってしまいましたが、今回は統計検定2級の受験記として書いていきたいと思います!


受験の結果…何とか受かった感じです




①受験のきっかけ

受験をしようと思ったきっかけとしては、

1. これまでに仕事で統計を使ってきたこと
2. 今後も統計を生かした仕事をする上で客観的な指標があるといいと思った3. 統計が強みとはいえ、理論的な部分からもう1度学び直したいと思った

この3点かなと思います。
前職はベンチャー企業でデータ分析に関わる仕事についていましたが、まぁめちゃくちゃでした苦笑
よくこの知識で「データ分析が専門です」と言えたもんだなと辟易した記憶があります。。。
平均値と中央値、最頻値もわからない、
ヒストグラムや箱ひげ図も理解できていない、
相関関係=因果関係で解釈を進めるetc…

この状況に危機感を覚えたことから、もしかしたら自分の知識が間違っているのではないかということも含めて勉強をする必要があると感じました。
そのランドマークとして統計検定を受験することにしていきました。
統計検定の情報はこちらのHPで確認していただければと思います。

統計検定は2021年1月に4級を、2021年6月に3級をそれぞれ受験・合格しました。
そこから2級に向けて準備を始めたのですが十分に勉強の時間を確保できずにズルズルと来てしまいました。。。
そんな折、諸事情から前職を退職する運びとなったので、次へのステップのためという意味合いも含めてもう1度2級に挑戦することにしました!

②どのように勉強したか?

至ってオーソドックスなのですが、ひたすらに過去問と参考書で確認する作業といった感じでした。
1日の中で
・過去問を解く

・分からなかった分野or新しい分野を参考書で確認
といった作業を毎日のように繰り返していました。
使った参考書などは以下のとおりです

A: 日本統計学会公式認定 統計検定2級 公式問題集

B: 改訂版 日本統計学会公式認定 統計検定2級対応 統計学基礎

C: 統計Web

D: 統計検定2級合格のツボ

Dは過去問を詳しく解説されていたのでAの補完かつKindleでダウンロードできたので電車の中なので気軽に読むために使っていた感じでした。
公式問題集を解く中で押さえておくべき問題や範囲、自分の知識の確認といったことをメインで確認していました。
一部答えを覚えてしまうものもありましたが、一番大事にしたのは解き方についてでした。
どの受験でもそうですが全く同じ問題が出題されることはありません。
今後使うということを考えてもやはり「どのように解くか」が理解できているかが重要ですので答えが合っていても、解き方(公式や途中式)の部分は重視して行いました。

とはいえ、Bは後半に行けば行くほど難しかったので、その点はCやDで補完しながら理解するといった感じでした。
これは独学で学ぶ上でBだけを生かすのは難しかったです。。。
あっ、私の学力はそんなに高くないので「何を言ってんだ?」という方もいらっしゃるかもしれません苦笑
いずれにしても自分が理解しやすいものを活用するというのは教材の相性もありますので大事なことだと思います。

③合格のための戦略

知識を身につけることはもちろん大事なことですが、それと同時に合格する必要もあります。
そのため過去問を通じて以下のような出来になるようにしました。

・グラフや資料の把握:90%
・確率に関する計算問題(推定を含む):50%
・仮設検定や回帰分析:50%

50%になっているのは公式を覚えるのが大変というところで、比較的覚えやすい公式や解き方の部分は落とさないという意味合いです。
当日はどんな問題が出るかわからないので、
なおのこと「これだけは落とさない」という部分をいかに作るかが大事だと思います。
本番の試験でも解けるものはスムーズに解けましたし、少し悩むところはやはり一度立ち止まったりしてしまいましたので、これは後回しにしました。
過去問を解く中で推定はだいぶできるようになって得点源にできたのが、
今回の試験でも個人的な合格の分かれ目になった感じがします。

④まとめ

今回統計検定2級に合格して履歴書にいくらか胸を張ってかけるようにはなったかなと思います笑
とはいえ、これまで結果だけ見て「こうだよな…」と思っていたことの理屈の一端を理解できた点はよかったと思います。
よく知識のステップで
「知る→わかる→できる→教える」
というものありますが現状は「わかる」のレベルだったということもよく分かりました。
これからは試験に合格するという目標は突破できたので、
「できる」を目標に公式や計算式の理解、
そして実生活においてどのように応用できるか考え、たまに活かしながら統計と向き合っていきたいと思いました。

いいなと思ったら応援しよう!