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年末年始の退院支援

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本日の内容は「年末年始の退院支援」です。

もうすぐ年末年始の長期休暇があります。医療ソーシャルワーカーに取って大型連休は貴重です。今から休みが楽しみです。

年末年始の連休中、救急病院は救急外来の対応になりますが、年末年始休みの病院が多いです。そのため年末年始に体調を崩すと地域の救急外来に受診します。

私たち医療ソーシャルワーカーも年末年始は休みになります。病院の機能によっても違いますが9連休の方もいます(私は土曜日出勤があるため8連休です)。

現在入院している患者さんの中には「年末年始は家で過ごしたい」と思う方が多いです。新型コロナウイルスの流行後、外泊ができなくなりました。外泊ができないならと言って年末に退院する方が多いです。

病院としてはベッドが空くというメリットがある反面、ベッドが空きすぎると収益が減ってしまう問題が起きます。

救急用のベッドを確保しつつ、ベッドを空かせないように注意するようです(私はベッドコントロールする立場ではないので詳しくは書けません)。

そのため入院期間が短い人(短い人の方が入院の単価が高いです)には年末年始病院で過ごしてほしいと考えがちです。

逆に少し手のかかる入院期間が長い方は年末で退院してほしいと考えるようになります。

早期に退院してほしいと考えると、医療ソーシャルワーカーが関わる退院支援に影響が出ます。

病院の多くは、年末年始に転院を受入れしないことが多いです(緊急の場合は別です)。12月の最終週になると「今から転院はできない」という雰囲気になります。年始早々に転院できるように調整をシフトする感じです。

家に帰る患者さんについては、「年末になんとか帰らせようという」雰囲気になります(病状が安定しない方、入院期間が短い方、手のかからない患者さんは年末年始過ごしてほしいと考えます)。

しかし!!

年末年始に帰っても福祉サービスを受けられない可能性があること、家族が年末年始忙しいといった事情で退院が叶わない可能性があります。

本人と家族の思い、病院の都合、地域の福祉サービス事業所の事情等を考慮した対応が望まれます。それをふまえて医療ソーシャルワーカー、退院支援看護師が頑張るところです。

今週1週間はこういった対応が増えてくるでしょう。

本日の内容は以上です。

最後まで読んでくださってありがとうございました。

明日もよろしくお願いいたします。

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