こころよく、快く生きたい
【一羽のキジバト】
昨日のこと。(上はお借りした画像だ)
外に出ると一羽の小さなキジバトが玄関の木陰で休んでいた。そのような光景をみることはなかなかない。なんだか暑さに疲れているようで、ゆっくりした足取りで少しだけ隣の木陰に移動した。
「ごめんね。ゆっくり休憩したらいいからね」と伝えた。
鳩の方を歩かないで車へ行き、用を済ませて玄関へ。
横目にもう一度見ると、まだ幼さの残る鳩は少し頭の羽毛が乱れている。
飼っている子なら直してあげるんだけどなと思いながら、
「元気になって行くんだよ」と、心の中で思い家の中に入った。
鳩さんだって、なんだって疲れることあるよね。
【スダチの木とアゲハと卵】
今朝は水やりしているとスダチの木にアゲハ蝶がやってきていた。アゲハは時々見かける。既に暑くその蝶は少しふらふらしているようだ。もう寿命が近づいているのかもしれない。アゲハ蝶がスダチの葉に来る理由は、卵を産み付けにきているのだ。薄いクリーム色のような小さな卵を葉の裏に産み付ける。
大きいも小さいも幼虫に「頑張って大きくなるんだよ」と思って見守っている。小さな卵を見ていると、日にちを追うごとに色を増す。同じ丸い卵という意味では、金魚やメダカの観察に通ずる。面白い。
スダチの木を植えて何年経つだろう。もう、7年8年になるはずだ。
随分大きくなった。妹がこのスダチの実を褒めてくれる。料理屋を営む妹の言葉に嬉しくなる。大したことはしていない。スダチの木自身と、太陽と土と風と水。そしてその他環境によってスダチの木は去年より随分大きくなっている。
【人間にできることはたいしたことではない】
人間にできることはたいしたことではない。
そんな風に思う。ただ少し水をやる。ほんの少し肥料をやる。
それだけ。その他は何も。
ただすることと言えば、時々声をかけていること。
そして見守っていること。
「元気で大きくなってね」と時々スダチの木に話掛けている。
そういえば、季節に剪定をする。そんなくらいだ。
私でも育てられるというか、私にそれを任せてくれるスダチの木。
有難い。私を役に立つ人間にさせてくれている。
幹も太くなりつつある。
スダチの木自体、本来の大きさを知らないけれど、
でもしっかりと確実に大きく立派になってきた。
【私たちは生き物に元気をもらっている】
そのお陰もあって、アゲハ蝶が卵を産みに来て幼虫が育つ。
そしてポケモンになる…ポケモンにはならないか。
蝶や昆虫、虫、鳥、犬、猫、生き物を見たら少し元気にならないか?
お魚さんもいるよね。アメンボや土の中には私の大好きなオケラもいる。
こないだ草取りをしていたらひょっこり現れた。ごめん、ごめん。
生き物に出会うと、私は確実に元気になる。
花に頭や体全体を突っ込むハナムグリ。可愛すぎる。
水をやっていたらカマキリの小さいのを見つけてテンション上がる。
時々その水が虹を見せる。最高!!
春にはごきぶりの小さいのと瓜二つのようなコオロギの子どもを見る。
毎回ごきぶりの小さいのだなって思う。
土にはダンゴムシや蟻、小さな甲虫もいる。
それらが生きているその姿をみるだけで、しあわせになる。
その姿をカメラにおさめたくなる。
「あ~、なんて素敵な昆虫たち」
私の心が躍る。
私たちは、生き物から元気をもらっている。
私は確実にもらっている。
幼いキジバトの君は、今どこにいるのだろう。
また休憩したくなったらおいで。
うちの木陰は、小さいあなたたちのものでもあります。
たまたま今ここに私たち家族が住まわせてもらっているだけなのだから。
【地球は誰のものでもない】
地球は誰のものでもない。
書くことの好きな私のこのPCも、愛用しているuniのジェットストリームも、来ている洋服も今私の元にありますが、これはお借りしているものです。死んだら何も持っていけません。
【こころよく、快く生きたい】
私にただ一つ与えられているとするなら、
それは私の心だけだと思うのです。
こころよく、快く生きたい。
本当にそう思います。
今日もありがとうございます💓
2024.7.28 暑いです。
そんな感じ🍊