東風吹かば
東風吹かば
にほひをこせよ 梅花
主なしとて 春を忘るな
都より西にある太宰府に流された菅原道真公。
「東風」は春風の意味。
中国の自然哲学「五行説(五行思想)」に由来しているそうです。
五行説では、万物は「木・火・土・金・水」の5種類の元素に分類され、方角や季節などすべての概念がそれぞれの要素に結び付けられています。
季節の「春」は、方角の「東」と同じ「木」の元素に結び付けられており、東風は春風を意味することになります。
太宰府には飛梅といって、道真公を追いかけて梅が飛んで来たという梅の木があります。
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