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【本レビュー】美人ほど努力している!

久しぶりに本レビューを書く時間が取れて、ワクワクしています。さて、本日のレビューは、デヴィ夫人著「選ばれる女におなりなさい」です。

結論、選ばれる女性は、常に自分の知性を磨き、美を追求している人です。いつも努力を怠らず、上昇志向があるため、チャンスが来たらつかめる人が、選ばれるということです。

美人だからスカルノ大統領と結婚できた?

デヴィ夫人ご本人も「美人だからスカルノ大統領と結婚できたわけではない」と書かれています。デヴィ夫人が、もともと美人なのは間違いはないのですが、もともと生まれ持った美貌をもってしても、さらに美を研究し、どのような服装やメイクだとご自身が美しく見えるのかを探求されていました。また、美しさをキープできるよう努力されていたということが、本には書かれています。

デヴィ夫人の美への努力がよくわかるこんなエピソードがあります。長女のカリナさんを妊娠された際、インドネシア政権の混乱期まっただ中であったこともあり、妊娠について誰にも知らされなかったそうです。そんななか、最初に妊娠に気づいたのは、スタイリストさんでした。少しふっくらしたお腹を見て、いつも体形を気にしていたデヴィ夫人が少しでも太るはずがないと、妊娠に気づいたそうです。

そして、ハイヒールは、いまやデヴィ夫人のトレードマークですよね。80代になった今でもハイヒールで美しく歩く姿には魅了されます。では、なぜいつもハイヒールなのかというと、世界の要人と会う際や社交界では、アジア人のデヴィ夫人は背が低くなってしまいます。少しでも身長が高く見せるために、いつもハイヒールをお召しになっていたのだそうです。しかも、厚底の10センチハイヒールだそうです…!美人のデヴィ夫人でも、自身が足りないところを研究され、ファッションやメイクで補っているようです。

生まれながらにして美人なデヴィ夫人が、これだけ努力をしているのです。私を含めて美人でない人たちが、キレイになる努力をしない理由がありません!

美人ではない私はどうすればいいの?

生まれ持った顔は、そうそう簡単には変えることはできません。でも、デヴィ夫人は、お顔やスタイルだけでなく内面も美人なのです!つまり、知性と教養も合わせて一流の女性なのです。そして、知性と教養は、誰にでもいつからでも磨くことができます

デヴィ夫人は、働き始めたころから、華道、茶道、日本舞踊など様々なお稽古にお金をかけていたのだそうです。今でいうと自己投資に、大変な額を費やしていたそうです。美しい姿勢、所作、歩き方、身のこなし、言葉遣いは、この頃から勉強し身に付けていらしたのではないでしょうか。

働き始めた頃に、夜はサパークラブで働いたのも、明確な目的をもってのことだったようです。ひとつ目が、実際にビジネスで活躍している人から生きた英語を学ぶこと。ふたつ目が、著名人とのコネクションを作ること。当時のサパークラブは9割がお金持ちの外国人だったので、的確に目的が達成されていたようです。もともとのお美しさを武器にして、ご自身が一番活躍できる、かつ、目的を達成できる場所を見極められたことは、頭脳明晰なことの表れではないでしょうか

私たちの場合、サパークラブで働かずとも、マナースクールなどで所作や言葉遣いを学ぶ、新聞を隅々まで読み教養を磨く、本を読むなど、できることはたくさんあるはずです。

Haru的ポイント

とはいえ、どんなに頑張っても国家元首と結婚なんてできませんよ!と思うかもしれません。そう。デヴィ婦人の結婚・恋愛は、異次元です。現実として、誰もが国家元首やお金持ちと結婚できるわけではなく、年収が数百万円のお相手と結婚する方がほとんどだと思います。

だからといって、女を上げる努力をしないのはもったいない。というのは、メラビアンの法則をご存じでしょうか?人が相手に与える影響は、視覚的情報が5割、聴覚が4割、言語情報が1割です。見た目、所作、話し方を磨けば、あなたの「人からの見え方」はかなり変わります。女を上げることは、人間関係、仕事、家族関係など、いろいろな分野での成功につながるのではないでしょうか?

結論:選ばれる女は、努力をしたから選ばれた。

タネも仕掛けもない。デヴィ夫人は努力をした結果、選ばれたのです。そして、今も絶え間なく努力を続けられています。言い換えれば、努力すれば、誰でも選べれる女になれるということです。選ばれるまで努力を続ければいいのです。


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