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夢の話(ガンダム)

薄くもやがかかったような空を背に、五階建ての団地よりも大きいガンダムが立っていた。
団地の子どもたち(おそらく)がガンダムの方向に向かって走っていく。戦いに行くのだろう。
レゴブロックで作った剣を握って、私も行かなくてはと思った。小さな立方体のブロックを縦に細長く連結した刃が、わずかな振動でたわみ、折れないようにもういっぽうの手で押さえた。

あの白い頭のガンダムは、「良い方の」ガンダムではなかったか。何をしに来たのだろう。

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