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やっぱりハイキューが好きだ。


 最近、ハイキューに再びハマっている。今年の3月に映画を見に行ってからしばらくハイキュー熱が冷めていたが、またハイキューの漫画を読み直してる。

 そこで改めて、気づいたけどハイキューってすごい多様性に溢れている。多様性がなんだかかんだと言われる世の中で、一番ハイキューがその意味を成しているのではなかろうか。

 ハみんながみんな純度100%でバレーを愛してないってところに多様性を感じる。わたしは、北さんと昼神推しだけれど、彼らはバレーを卒業後続けたりしない。

 昼神が、自分がバレーをそこまで好きじゃないって気づいたところが多様性そのものだと思う。だって、スポーツ漫画ってみんなスポーツを愛してるのにそんな話聞いたことない。でも、そのシーンがわたしは一番好きだ。必ずしも、やってることが好きじゃなくていいって言われたような気がしてホッとした。

 バレーを生涯愛し続ける人や、将来はやらないけど今は楽しいからやってる人、友達がやってるからやってる人とか理由はいろいろある。これってみんな違うけど、みんな正解なんだよな。

 将来続けることが別に正しいわけじゃなくて、バレーを続けることはただの一つの選択だ。本当に大事なことって、彼らが3年間一生懸命向き合ったバレーから学んだことで、それぞれ自分にあった人生を進んでいくことだと思う。

 だから、今やってることが必ずしも好きじゃなくてもそれでいい。自分なりに一生懸命やることが大事なんだな。だから、ちゃんと向き合おうって思った。

 なんて、ちょっと難しいことを考えたけど、ハイキュー読んで、わたし、北さんみたいになりたくなった。北さんは、本当に人生5周目ですか?ってぐらいの精神年齢の高さがあって、自分がいかに精神年齢の低いかがわかった。

 北さんの自分のために、反復、丁寧、継続をする姿がめちゃくちゃかっこいい。それに、自分の行いが自分を構築するってあの歳で気づけるところが何よりも好きだ。

 そんな北さんが、高校生になって初めてレギュラーをもらったときに泣いたシーンに思わず泣いてしまった。わたしだったら、こんなに頑張ってるのに報われないって思って途中でやめてしまうだろう。けど、北さんは続けた。それは、誰でもな自分のために。その姿が本当に好きだ。わたしは北さんよりも年上だけど、今からでも彼みたいになりたい。

 もちろん、北さんだけでなくハイキューはみんな箱推しだ。岩ちゃんも好きだし、赤葦も好きだし、菅さんも大地さんもとにかくみんな好きだ。

 ハイキューに出会えて本当によかった。





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