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秋田県横手市十文字


現在の私の所在地は、秋田県は横手市十文字。
ここにあるゲストハウスで住み込みお手伝い(ヘルパー)をしている。
今回は3週間の滞在🏠

※ゲストハウスヘルパーとは
1日5時間、週4日ほどのお手伝いと、住む場所(場合によっては食事も)の提供を交換する制度。

ここ最近は今を生きるのに夢中で、あまり学びや気づきの言語化ができていなかった。ここらで少し振り返ってみようと思う。

小分けにしようと思うので、今回はその1。

十文字に滞在して思ったこと

個人商店が多くある!
十文字の特にゲストハウスがある周辺には昔からこの地にあったであろう個人商店が今もいくつか残っている。
飲食店(食堂、ラーメン、ピザ、寿司、鰻と天ぷら、バーetc)、和菓子屋、お惣菜、文具店、クリーニング店、コンビニ的なお店などなど。

今、商売としてどのくらい成り立っているのか分からないが、営業はしているみたい。私が生まれるずっと(あるいは少し)前の時代の生活を思わせる佇まいに思わずときめいてしまう。

私が生まれ育った地域には"何十年と続いている"個人商店はほとんどない。
私が小学生くらいの時は、おじいちゃんが1人で店番してる文具店とか、古いけど安い謎のカラオケ店があったりしたけど、やっぱり次々閉店してしまった。

魅力的な個人店や喫茶店はいくつもあってお気に入りもあるし、大手チェーンの飲食店やショッピングモールも愛用しているけどね。

古いものが残ることが正義とは思わないけど、全部大手チェーンに置き換わってしまうのはつまらないと思う。

効率性や生産性を突き詰めたお店だけじゃなく、
人の温かみが感じられて、ちょっと人間臭くもあるそんな場所も存在し続けて欲しい。

そんなこんなで、十文字には気になる個人商店がいくつもある。

本当は全てのお店に訪れてみたいけど、なんせ学生の旅暮らし。「いつか行こう」と外観だけ拝むことも多い。それでも実際に入ったお店も少しあるからそれらについて書こう。

「お喋りな大将がいる十文字中華のお店」

箸と一緒に撮るとサイズ感が伝わっていいよと大将が教えてくれた


十文字に着いた次の日、噂に聞いていた横手のB級グルメ「横手焼きそば」を求め訪れた。平日のおやつタイムだったこともあり、店内はほぼ貸切。(朝6時から夕方7時までやってるらしい!)

エンタメ魂を感じる大将のトーク。ジョークの波に少し溺れながら、美味しい焼きそばをいただいた。

実は、このとき普通の横手焼きそばだと思って、間違えてステーキ付きのものを注文してしまった。お会計の時、1600円ですと言われてびっくり。思わず「本当ですか?!」と聞き返してしまった(失礼)。落ち着いて考えたら、そうか、ステーキ乗ってたもんなと納得。

サービスでコーヒーとお菓子もくれたし、焼きそばもステーキもとてもおいしかったから大満足。

サービスしてくれたコーヒーときのこの山

店内の壁には大将とこのお店の軌跡を表す年表や、格言的なのが貼ってあった。大将がテレビ出演した時の写真をまとめたものも見せてくれた笑
お店ではお冷として水素水?を提供していて、それの病気への効能が説かれた新聞記事もテーブルに置いてあった。
少し胡散臭さを感じる部分もあったけど(すみません)、大将がこれまで色々なことを経験し乗り越え、今もここでお店を続けていることは本当で、それは純粋にすごいことだなと思った。

大学を休学して旅をしていて、明日からはここのゲストハウスで働くのだと話すと、「すごいな〜、なかなか出来ることじゃないよ」と褒めてくれた。

「少しだけ頑張りな!頑張りすぎちゃいけないよ。」帰り際かけてくれた言葉が温かった。

次回に続く。。

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