2024年鑑賞ドラマ所感①冬ドラマ
アンメット、アンメット、で暮れて行く私ですが、
せっかくなので、この1年の、他のドラマ鑑賞のことも記録しておこうと思います。ただただ素直に書いていきます。
あくまで、レビューじゃありません。「好き嫌い」が全てです。
2023年から始まっていた趣里さんのNHK朝ドラ「ブギウギ」!楽しかったなあ。毎朝、パワーもらいました。
NHK大河ドラマ「光る君へ」。
1年通してずうっと、楽しませてもらいました。
これはもう、一人の人間を、二人のつながりを、そこから生まれ現代にまで語り継がれる物語を描くに、大河ほどぴったりくる枠ってないんじゃ?と思えました。描き切ってなお、人生の無常という余韻が包むラスト。
私、「色気の押し売り」が苦手なんで心配していたんですけど、変に色気出してこないというか、いやらしくない色っぽさ?
そして何より!!最高ですよ、乙丸!!
さて、1月期から。
「舟を編む~私、辞書つくります~」良かったんだなあ!!!原作が好き。映画が好き。だからちょっとどうかなあ?って思いつつ見たんだけど、ある意味超えてきた!!
キャラクターがみんな良くて。映画の続き、という気分で見ても、不思議と違和感もなく見れました。
全国の中高生に絶対おすすめ!!
そうそう、ふてほど、「不適切にもほどがある!」は楽しかったです。
細かな設定は「ま、いいか」って笑い飛ばせる作りだし、
唐突なミュージカルで、言いにくいこと、炎上(笑)しそうなこともさらりと力説するアイデアも良くて(作品の中で歌い出す演出は、クドカン作品には多いけれど、唐突、突飛感にしびれました!)。
その他、1月期作品。
となりのナースエイド…これ、医療行為ができなくなった外科医が主人公で、周囲に隠して看護助手(ナースエイド)をしている、という設定が、今から思うとアンメットとなんだかかぶるところが。うん?
仮装儀礼…面白かったなあ。そうそう、原作読みたくなったのに忘れてましたわ。宗教?に惑わされる人間の弱さに興味があります。 https://www.shinchosha.co.jp/book/148416/
お別れホスピタル…大好きで忘れがたい「透明なゆりかご」と同じ制作陣と聞いて視聴。重たくなりすぎない不思議な明るさがありました。
グレイトギフト…「マイファミリー」以降気を吐く黒岩勉。ストーリーは面白いの。二転三転転がり続けるジェットコースタードラマ、、これ絶対、もっと面白くできるはず。なんて思いながら見てました。
大奥…うーーーんん、、一応最後まで見ましたが、、個人的には男性陣の配役がなあ、、時代劇見る気分としては、所作も重要なので、「……('_')」てなりながら。
めぐる未来…タイムリープものは描きつくされた感ありますが、なかなか新しくて楽しめました。原作が面白いのかも。
闇バイト家族…いろんな闇バイトを見せるコンセプトだったんかなあ。でも、何もかもあまりにも嘘くさいところが楽しめず。嘘くささを楽しむ方向もあるはずなんだけど。私はダメでした。
院内警察…何でしょうねえ、全体的に捜査ものとしての魅力に欠けましたかな、、院内、の設定は目新しかったけれど、、、
新空港占拠…即、即、リタイアしました。
恋する警護24時…アイドルさんたちのきゅんきゅん恋愛もので、守り守られ系。既視感しかない。でも、ちょっと見た目松田優作みたいで、シャイで無口な主人公、新鮮で素敵でした。
さよならマエストロ~父と私のアッパシオナート…オーケストラものとしては、既視感ありすぎたかもしれません。「あれ?」「これは?」だらけで。ただ、オーケストラの演奏を丸々1曲じっくり楽しめる造りは、ぜいたくで良かったです。
マルスーゼロの革命ー…よく思う事。こういう設定、アニメだときっと人気出る。ファンがつく。と思う。アニメキャラと遜色なさそうなキラッキラの男の子たちが演じているんだけどな、、何かが足りなくなるんだなあ、実写って。
「おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!」…わかりやすくて、攻めてもいて、これは中学生とか小学生高学年とか、これからの子たちに見てほしいなあ~と思いつつ見てました。
「春になったら」…素敵なドラマでした。
生きるということ、「死」について、悲壮感なく、ゆったり優しく描いてくれました。いや、悲壮感がなかったわけじゃないかもしれませんが、「誰にだって訪れる死」「いずれは誰でも受け止めなくてはならない愛する人の死」をどう描くか、その配慮というか、優しさが勝っていました。
春ドラマはまたあらためて。