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ブックエンドオーディオ
プロトタイプ 1号
パワーアンプキットを作って繋いで聞いて、よしよしと満足してしばらく聞いていると、また別のアンプを作りたくなってしまう。
最初は特にアンプをそこまで作ろうなどとは考えてもいなくかったのだけど、アイテンドーさんで買った在庫処分的な399円の箱に何種類かのアンプ基板が入っていてそれを眺めているうちに、パワーアンプICさえ調達できれば残りの部品は手元にあったり比較的入手しやすいものばかりなので作ってみようかなと始めてみたのがきっかけで、あとは沼。なのか、そうなのか、、そして基板むき出しのアンプが積み重なってゆく。
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日替わりでアンプを変えて聞いてみたり、それはそれで楽しいのだけどオーディオ入力も電源入力もコネクタに繋ぎ変えるのが面倒くさい。電源のオンオフだってDCジャックを抜いたり差したり面倒くさい。
そうなるとケースに入れてみようかということになる。パーツショップに売っているそれ用の箱を買ってくればいいのだろうけど、それでは面白くない。100均でプラケースを物色して組み込んでみようかと試してみるもののどうもしっくりこない。
そんな折、YouTubeで100均のブックエンドを使ってラジオ受信機を組んでいる方を観て、これはいいかもとブックエンドを調達してくる。
ほしいのはボリュームとオーディオコネクタ。DCジャックコネクタとスイッチもほしいけど、まずは最低限これを組み込めれば御の字。
アンプキット自体が大きいものではないので、底部分にそれが乗っかればいい。縦部分にボリュームとスイッチを取り付られればいい。
そうやって選んだのがセリアに売っていた2個セットで売られていたブックエンドL型 ミニ。サイズは87✕70✕93mm。
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ボリュームとオーディオ入力のRCAコネクタそれぞれを組み込む穴を開けていざ接続するものの、キットをはんだ付けして組んだだけで、電子回路に造詣が深いわけでもなんでもないので、ボリュームを接続するだけでもどこにどうつなぐんだっけと右往左往しながら、ようやくスピーカーから音が。
で、やっぱりそうなるとDCジャックとスイッチも欲しくなって、せっかく組み立てたプロトタイプをバラし、新たな穴をグリグリと。
ちなみに穴を開ける作業は手動です。100均で売っている先端の変えられるドライバーに、ダイソーで売っているドリルビットをセッティングしてグリグリと押し切っていくんだけど、穴もひとつやふたつならこの力技でなんとかなるものの、3つ4つと増えていくとこれがかなり重労働。あとあと大変なことになることをこのときに知る由もない。
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ブックエンドの底面に基板固定用の穴を開けビス止めして、脚になるようスペーサーをつけて完成。
だけれど音的には完成したものの、なにかツルッとして味気ないので上部を少し曲げてみたところ、どこか犬のような佇まいにみえて愛嬌がでてきたように思える。
スイッチに連動して点灯するLEDを裏側に付けたんだけど、スイッチが入っているのかどうか分かりづらかった。それも愛嬌ってことで。
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ひとまずプロトタイプ1号の完成。
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