ゆる消特別版「消防団の役割と訓練」

https://twitter.com/join2038earth/status/1689482560458616832?s=20

田村:ホスト
つじ:議員、自衛隊を辞めて入団
古村:昭和63年入団。長野県で操法大会を廃止した団長。


田村:消防団の役割について
田村:火災、自然災害、複雑化多様化している中、操法大会のリソースの咲き方問題、操法大会に存在価値のウェイトがありすぎるのでは。
前線活動について。
つじ:2回出動した。
古村:消防団というポジションというところでの生活のウェイトの大きさ。公共消防と民間消防(消防職員と消防団員)の乖離。消防活動の多様化に知識がついていけない、民間消防の歴史的存在意義について。
田村:都会的な消防団の訓練について
つじ:災害時の出動、祭り時の警戒。年末警戒、機会点検。
(初期消火?)
田村:操法大会について求めるもの。火災にどれだけ役に立つのか。
(検定試験がどれだけ仕事に役に立つの、と同じ質問)
田村:座学が足りないのでは。とび口の使い方やポンプを移動する際のヒヤリハットが足りていない。タイパが悪いなどの声、どうせやるならやりがいが欲しいという声。退団について「思ってたのと違う」と思われている。科学的じゃない。
田村:消防団が現場でできること。訓練からくみ取れるものが少ないのでは。
(手段と目的が違うのでは、火災で役立つ訓練をするならロープワークなど消防職員と同じ体力作りからやらないといけないので、タイパはすごく悪くなるのでは。)
古村:祭りの警備について、総務省は警備は業務外のことで。
古村:操法用品はホースでも1万円高い、消防車は気圧抑制機能で100万円は高くなる。
(税金の社会資本投資的に言えば、すごく矛盾している)
古村:操法大会で上位になるためにいろいろ工夫はした。
田村:操法訓練をしてれば現場では活動できるであろうと思っていた。
(消防団を評価する尺度)
田村:火災現場でのEBPM、訓練についてのPDCAが働いていない。そんな変わらない組織、それは健全ではないと思う。
(組織が変わらなけば。自分が変わらないのにどうして世界が変えられるのか)
つじ:自分たちは自分たちでやってる。やりきれている。

すずけんさん、入室
すず:高校卒業後、消防団入団20年あまり。(震災経験)
すず:震災時、消防団の力がなければ回らなかった。六つの消防署があり、170人の指揮をしていた。装備がなく、水が引いたときにしか救助活動いけなかった。
すず:日常の火災について、件数が減って初期消火に消防団が駆けつけることは少ない。そのため交通誘導などにウェイトがかたよっている。
すず:操法訓練について、指揮系統の訓練は必要。現実の火災現場でのすごきをシミュレーションしていたほうがいい。
すず:職員は毎日いろいろな訓練をしている。消防団の片手間でできるほど甘くない。だから消防団はもっと地域密着で救急救護を重きを置いて、大災害について想定された動きをきちんととれることが重要。
田村:昔は火災の件数が多いから現場経験が踏めて、現場が回っていたのでは。
古村:昔が成り立っていたというのは疑問で。

消防さん入室
消防:奥野、消防団10年目、岐阜県10万人。
消防:常備消防団がしっかりしていて、火を消さない消防団です。なので、我々の意義について政治で定義してくれ。
古村:自治体消防なので自治体で話あってくれ。
消防:2030年で平均年齢は50歳、資金が削られてしまってしまう。
田村:資金は削りにくい。一人一人が発言していくことが大事。
消防:ガバナンスが無いから。こんなことやってる場合じゃない。
田村:アクションが無いから。

操法肯定派について
田村:操法を頑張れば評価してもらえる。
古村:現場で頑張っても、操法で頑張っているほうが評判がいい。
(全員評価されないから腐ってしまう、だから戦後の復興で地方に残った人達に死ぬ意味を持たせたのが消防団だったのでは。)
田村:底辺がいくら頑張っても組織は変わらない。

操法訓練の報酬について
田村:出る場合と出ない場合がある。
消防:消防団っていう身分にあるため、報酬は必ずあるはずだ。

消防団はどう変わっていくべきか

山城さん、入室(沖縄)
チェーンソーの特別教育。重機の教育などについて。

白にゃんこ、入室

まとめ
つじ:すずけんさんの「大規模災害」はその通りだなと思ったが、そのための訓練はこれ以上の負担を強いることになると思う。
 今、現在の消防団のありかたは変わらなければならない。だから「科学的な見地」「操法訓練について」などの地域の差を認識しながら、総務省と一緒に構造改革していきたいし、スペースの開催をして意見を集約していきたい。


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