会話泥棒
人間って自分勝手で、少し面白くて、不憫で、愛おしいなって話し。
自分を見直すための記録。
友人Aが、
「ねーねー、この前〇〇な事があってさー! めっちゃ大変で…」
と話始めると、
友人Bが、
「分かるー!! 私も同じような事があったー!! 」
と、関連する〇〇のワードに対してAちゃんの会話を待たず自分の経験を話し出した。
友人Aは話の途中だったけど、友人Bの話をニコニコしながらいつも聞いている。
私はと言うと、
(あ、、またBが話持っていったな)と思ってしばらくBの話を聞いたあと、
「で、Aはどうだったの?」
と、話を戻すけど、
大概友人Bの話でまわりも本人もお腹いっぱいで友人Aの話は
「私の時はこうだったよー^^」
と、けっこうサラっと終わることが多い。
さほど本人は気にしてない様子。
またAが違う話を持ち出したら、同じようにBがかっさらって、だいたいランチしてる時の半分以上はBが話してる。
で、ここにたまに参加する友人Cがいた場合はまたややこしい笑
友人Cが話し出すと、通例通りBが話をかっさらう。
するとCは、
「B!! また会話泥棒やめて!」と注意する。
友人Bは自分が会話泥棒をしているつもりがないので、
「はぁ?? なにそれー(๑・ㅁˇ・。๑)」といって、黙り込む。
Cはそれにかまわず自分の話をするのだが、私とAは気が気じゃないので話が盛り上がるはずもなく(•ᴗ•; )
でも、友人CはCで、困った会話のくせがあり。
誰かが話をしていると、会話泥棒もたまにするが、それより困ったのはリアクションをせず黙って話し手をみつめ、話が終わった頃合に、
「話し、終わった?」
と言って、自分の話を始める。
私はこれを
妖怪【話し終わらせ】と思っている。
そういう私も妖怪【会話泥棒】だ。
Bに出会うまで私は自分が会話泥棒なのだと自覚することがなかった。
会話泥棒ではなく、関連ワードから紐づけて話してるから会話のキャッチボールだと思っていたのだ。
学生時代はよく、りょちゃんと〇〇ちゃん、会話が成り立ってないよーヽ(´>∀<`*)!!と言われることがあった。
あの時はまったく解せないと思っていたけど、とんでもなかった。
今でも気を抜くとすぐ盗んでしまうので気を引き締めている。
つもり…なのだが、
友人Aと話をしてるとついつい悪い癖がでて、会話泥棒をしてしまう。
途中で気がついて、
「ごめん、話かぶせちゃった(๑_๑;) Aはどうだった?」
と聞くけど、
「忘れちゃった〜ꉂ(´꒳` )w」と笑ってくれる。
私はAのことを【善行人】と思っている。
こういうことがあるといつも思うのけど、
人のことは客観視できても、自分のことはまったく分かっていないということ。
私を含め、Bも、Cも。
私の人生の目標は、
丸々太って小さくて、フフフと可愛く笑うおばーちゃんなのだが、まだまだ人間値が足りないなと思う。
誰かと関わることは本当に大切だなーと思った昨日の昼下がりでした( ˊᵕˋ )
※画像を使わせて頂きありがとうございます!!