迫り来るマトン
カフェに避難しました。
8月中旬の都内はとてつもなく暑い。
ワイングラスで提供されたアイスコーヒーをチタン製のストローで飲みます。
壁にはSDGsのマークが…なるほど。
店員さんと話していると耳寄りな情報が。
「四ツ谷においしいウイグル料理があるらしい」
気が付くと足早に会計をして、新宿三丁目駅から駆け込み乗車を決めていました。
着。
店内は大盛況…
どうせならと隣のカップルにおすすめを聞いて、より本場の食べ合わせで。
とても流暢な日本語で説明してくださいました。
まずはサラダで準備を整えます。
きました。
こちらは硬い方のサムサ。
硬い方のサムサ?!
一口噛んだ瞬間、目の前に大草原が広がります。
夏の風が膝丈くらいの若草を愛でていきます。
耳を覚ますとマトンたちの声が。
小高い丘からこちらへマトンの群れが向かってきます。
「これがウイグルか…」
まだ行ったことのない土地に懐かしさを覚えました。
ポム!名前がかわいい。
これはおこわ。おこわでした。
甘いレーズンがアクセントのおこわです。
言わずもがなですね。
上に乗ったスパイスがマトンの奔走に穏やかさを与えています。
まるで、夏の海の波消しブロックのように。
まるで、2つ目のコーヒーフレッシュのように。
こちらは柔らかい方のサムサ。
柔らかい方のサムサ?!
これはパイ包みでした。
完食!
全体的に優しい印象。
猛々しいマトンや喉を突くようなスパイスはなく、どこまでも優しい。
みなさんも、ぜひ。
次は近くのチベット料理屋にいってみよう。
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