末期ガンの父〜誰のための入院
2024年9月20日、息苦しさから診察を希望した父は主治医の判断でそのまま入院となる。
その日は自分で片道30分の道のりを運転して受診したのだ。
入院と言われてからまた自分で運転して帰宅し、自分で入院準備をし、非常勤で講師勤めていた大学へ引き継ぎの段取りを行い、そして妹と母に付き添われて妹の運転で病院へ向かった。
その父が私に電話をくれたのは、入院8日目。
最初の2,3日は食事も取れていたのが吐いてしまうようになった。
今は絶食。
抗がん剤はもうできないから緩和ケアに移