40歳の足音
もう40歳?まだ40歳?
1984年生まれ
今年で40歳を迎える。
そんなに長く生きている実感はない。
何かこの世界に爪痕を残せたわけでもなく、
何かを成し遂げたわけでもない。
子供がいて、妻がいて、仕事もあって、それなりに出世もして。
世間一般の「幸せ」は多分あったんだと思う。
でも、何か違う気がした。
ずっと他人の評価や目を気にしながら、
生きていた。
「こうしたら評価されるだろう」
「こうしておけばとりあえずは問題ない」
自分が何をしたいのか、何をやりたいのか。
そんな自分軸は見て見ぬ振りをして、他人軸だけを頼りに生きる。
知らず知らずのうちに刷り込まれていた「誰かのために」
誰かを幸せにするために生まれてきたのではなく、
本当は自分が幸せになるために生まれてきた。
自分が楽しく生きていけば、自然と周りも幸せになる。
そんな些細いな気づきに気づかぬまま40年が経った。
もう40歳と捉えるか。
まだ40歳と捉えるか。
自分の認識を変えれば同じ事実でも意味が変わってくる。
2024年
何をどう彩って、自分の人生を描いていくか。
そろそろ止まった時計をポジティブに動かそう。