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ようかんと保育園と補給艦
砂糖で甘くなった海水
これも記憶の中でがっつりくっついちゃっているシリーズです。
やっぱりようかんと言えば、戦艦間宮。
ご存知の方には、ご納得いただけると思います。
ざっくり言うと戦時中に給糧艦として、活躍し、中に製菓等製造設備もあったが、最後は撃沈された艦で、本当は戦艦ではないです。
さて、これが私の中で強固に結びついたのは…
子どもの保育園では、卒園行事後のお食事会がありました。
私は会場や食事の差配とかの全体担当係だったので、落ち着いてからおしゃべりに盛り上がるお母さん方の輪に入るのも面倒で、
そこまで相手できずグダグタしていたうちの子含む保育園児達と話をしていました。
彼女たちは私の話を聞くのが好きなので、
ウィキペディアなどで調べまくったばかりの
間宮の話を、お子様向けに脚色を交えつつ語りはじめました。
戦争色を避け、女子向けに
「スイーツのお船」風に話したかったのですが、
しかし
・当時いたのが広島市中心部の保育園で、子ども達が平和教育ガチ勢だった。
(ので戦わない艦は響く)
・お菓子作る戦艦!は圧倒的に子どものヒーロー要素が強かった
(ジャムおじさん的?)
・医療設備もあり、お姫様の様に守られる存在でもあった
というオーディエンスと素材のポテンシャルにより、
史実ほぼそのままで、おかしな盛り上がりを見せました。
周りの男子たちも来てくれて
なんどもピンチを脱する間宮に喜び、
守られる姿にときめき、
しかしとうとう最後に沈められた後の
砂糖で甘くなった海水
の話に半泣きになりつつ、
一緒に味を想像したり。
ううー、間宮〜まみや〜
いやー、楽しかったです。
こっちも半泣きになりました。
保育園で、いろんな子ども達や大人たちに知り合えた日々が全て楽しかったと、締めくくれた感じがしました。
今でもようかんを食べるたびに、あの保育園と、間宮の事を思い出してしまいます。
きっと何人かの子供もうっすら思い出してくれるんじやないかな?
と思います。
でも羊羹と戦艦を一緒にした絵とか、
文字を書くと絵にしたいネタが上がりますね。