ウィキペディアに載ってないこと
ウィキペディアを見ると、
時々「私は覚えてるんだけどなー」と、いう事が載ってないことがあります。
記憶には裏付けがないので、当然書き込みはできないのですが。
こうやって
こんなに情報が溢れていて、
簡単にアクセスできる時代になったので
油断をしていましたが、
確かにあったものでも、
時代に流されて、影が薄れていくんだなー、
との実感が背中にピタッとくっついてきた感じがあります。
個人レベルになると、
いなくなったあと、
身内が記憶を手放したり、
あるいは直接接触していた家族が死に絶えたら、
存在の終わり。
そう思っているので、
私は生きている限り、
縁のあった故人の記憶を手放さないようにしようと、
自分が長生きの努力はするのもその為、
と、思っています。
そんなに多くの人数、多くのエピソードに思い入れはないと思っていますが、
私が好きこのんで、その人らしさが表れてる、
びっくりするくらいささやかな事を、後生抱えています。
人を騙して勝手に死んで 迷惑かけまくりのあのヤロー、
みたいなのもおり、
かえって強烈なのは悔しいですが、
そこまで己を残したかった気持ちは受け止めます。 腹立つけど。
本当に人の記憶は 難解で、
不思議で、果てしがなく全容が見えなくて、ちょっと切なくて、
SFのようです。
これまで木の枝とかに頭をぶつけ過ぎてきた分、記憶できる容量が減ったかなーと、後悔しています。