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チョコレートカクテルの問題

もうすぐバレンタイン、ということで、
ふと、チョコレートカクテルの事を思い出しました。

作っちゃあ飲むのカクテル教室で、
バレンタイン特集ということで
チョコレートリキュール、クレーム・ド・カカオを使ったカクテルを作ったのですが、
「今まで味わったスイーツの中で一番好きかも」
と思うおいしさでした。

そのなかでも活躍したのが、
ゴディバのチョコレートリキュール。


作りすぎて全部は覚えてないのですが
(飲み過ぎ)

生クリームとブランデーを合わせたアレキサンダーや、

ミントを合わせ白いカカオリキュールを使ったグラスホッパー、

シンプルに、ダークラムだったか、ウイスキーだったかと合わせたほろ苦いカクテル。

どれも
「え、生まれてよかったかも」
と思うほどおいしかったですが、

おまけで作った、
バニラアイスにゴディバのリキュールをダバダバかけただけのものも、
締めとして最高でした。


しかし、ゴディバのリキュールを
今年は買ってみようかな?と
サイトを覗いたら、どれも在庫無し。
有ってもとんでもなく高い。

どうやら製造元の問題で、終売の模様。

世界中からやってくるリキュールというものは、

自分の知らない世界で起きている
色んなムーブメントや、
出来事の影響を受けるから、

「実はこのリキュールはですね…」
というお話がたくさんあり、
寂しい話もあるけれど、
それもそれで私の好物です。

ゴディバのリキュールも、
もう手に入らない伝説のリキュールとして、
「特別ですよ」と、
バレンタインの時だけ出てくる特別なものになるんですかね。

保存性が高いアルコールだから、
長い年月ほそぼそと。

また出会えるかも、とか
レシピさえ残ってれば、があって、
スパッとお別れじゃないのが、
酒の世界の良いところですね。



それとは別の、より身近な問題として、
チョコレートカクテル、
やっぱりカロリーと脂質はヤバいと思います。

もうこの年だと、
一杯くらいに絞らないと、
心の中の医者が怒りそう。

脂をアルコールとシェイクで乳化して、冷たいうちにグイッといくので、
全然もたれたりはしないのですが、

一杯でへたなケーキよりカロリーが取れてしまう危険なドリンク。

脂分が多いせいかあまり酔わないし、
何杯でもいける軽さ。

やーばいですよね。

若い人には、特権として飲み倒して頂きたいし、
子供には20歳のバレンタインに各種作り倒そうと思ってます。

私はそれをワンスプーンずつ、
頂こうかなと。








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